◆Ｊリーグ◆再び瀬戸際３連敗中のＧ大阪、選手のみで“緊急ミーティング”開催

⇒３連敗中のＧ大阪、選手のみで“緊急ミーティング”開催　１８日にアウェー鹿島戦（報知）

Ｇ大阪は１７日、アウェー鹿島戦（１８日・カシマ）に向けて前日練習を行い、ＭＦ山本悠樹らが取材に応じた。現在１４位で、残り１０試合でＪ２降格圏の１７位・徳島との勝ち点差は７。しかし、リーグ戦３連敗中で、その間には仙台、横浜ＦＣと降格圏に沈む下位チームにも敗れた。連敗を止めたい鹿島戦に向け、今週中には選手のみのミーティングを実施。山本は「今の状況を、満足している選手は誰もいない」と語り、現状を打破するために選手が意見を出し合ったことを明かした。

その中で山本が主張したのは「ピッチ内でも奪ったボールを下げてしまうのか、リスクを冒して前を向くのかでも差がある。プレーでいえば、リスクを冒す、前を向くというのがこのチームに足りていないと思う。率先してやっていければ」という点だ。連敗中は相手に押し込まれると、ボールを奪っても自陣でつなぐことができず、再び奪い返されて波状攻撃を受けるという悪循環に陥っていた。

「相手陣地で奪って、速く攻めるというのは一つの形。ただどうしても押し込まれることはある中で、奪ったあとに連続でボールロストすると挽回できない。その中でひとつ、落ち着かせる、マイボールにできる時間があると、（ラインを押し上げて）相手陣地からプレスをかけて、奪って、という展開にできる」。自陣に押し込まれた中から、プレッシングをかけやすい陣形へと戻すためにマイボールの時間を作るプレーを、ボランチとして自身の役割に挙げた。

また、選手ミーティングからフィードバックを受けた松波監督は「（連戦中は）練習の強度がなかったので、しっかり取り組んでいけば、パフォーマンスが上がっていく、ということは確認した」と話した。夏の１５連戦中にはできなかった、前節で出た守備の課題などを受けての強度の高い練習に今週は取り組んだ模様。残留争いから抜け出すためには、連敗中の悪い流れを断ち切る勝利が必要となる。


監督ハブミーティングって
ツネの時はやってたんかな？