1: Egg ★ 2016/06/01(水) 22:11:12.29 ID:CAP_USER9

no title

 
なかなか覚醒できない背番号10にバヒド・ハリルホジッチ監督(64)が異例の猛プレッシャーだ。キリンカップのブルガリア戦(3日、豊田)に向けて愛知県内で合宿中の日本代表は、31日に初めて非公開練習を行った。FW本田圭佑(29=ACミラン)が欠場濃厚でMF香川真司(27=ドルトムント)への期待が高まる中、指揮官は厳しい姿勢で10番に奮起を促している。 

 欧州強豪との貴重な実戦の場となるブルガリア戦で、大黒柱の本田が左ヒザ裏痛のため欠場が濃厚。となれば、もう一人のエースである香川に対する期待は当然高まってくる。 

 それは本人も自覚しており「もちろん圭佑君がいないのは痛いけど、逆に他の選手はチャンスとも言える。選手が変わった中で良いサッカーをやって勝たないといけないし、いろんな違ったものも出せる」ときっぱり。自らが中心となってハリルジャパンをけん引する覚悟を示した。

 しかしこれまではクラブでいくら結果を出しても、いざ代表の重要な場面となると不振で期待を裏切ってきた。ハリルホジッチ監督も一定の評価はしつつも、好不調の波の激しさや本領を発揮しきれていない姿にじくじたる思いを抱いており、ついにしびれを切らして“ムチ”を振るった。 

「真司とはかなり議論を重ねている」と話す指揮官は「本田、真司の世代は何かをやる最後の世代、最後の大会(W杯)かもしれない」と2年後のロシアW杯での代表引退を覚悟しながら戦うよう命じたのだ。本田は年齢的にも理解できるが、現在27歳の香川はロシアW杯後もまだ20代でこれから円熟期を迎える年齢。いつまでも殻を破れないようなら“後はないぞ”というニュアンスを含んだ極めて厳しい言葉を投げかけた。 

 実際に指揮官は香川とポジションを争うMF清武弘嗣(26=ハノーバー)を直近4試合で交互に先発させるなど危機感をあおっている。決してレギュラーの座が安泰ではないと香川に痛感させることで、課題のメンタル面を向上させて真のエースへと飛躍させようとしているのだ。 

 そうした指揮官のゲキに応えるように、ここにきてようやく香川の意識にも変化の兆しが。ハリルホジッチ監督と面談した際には「もう一度W杯に出たい!」と力強く決意を表明。指揮官に自分の言葉ではっきりと目標を宣言する姿勢は、これまでの香川にはなかったものだ。

 この日の練習後にも清武との争いに「一つの競争で、一つのポジションしかない。そこは勝ち取りたい」と言い切った。悩める10番にとっては、欧州の強豪を相手に真価を問われる戦いとなる。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160601-00000033-tospoweb-socc

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