1: 名無し@サカサカ10 2021/05/13(木) 16:53:58.20 _USER9
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ベルギー1部・ベールスホットFW鈴木武蔵(27)が欧州1年目のシーズンを終えて感じた課題と、さらなる飛躍への鍵を明かした。スポーツ報知の電話インタビューで、リーグ戦26試合6ゴールをあげたシーズンを振り返り「正直、納得はいっていません。来シーズンは最低でも2ケタ以上は取る、と思っています」と悔しさをにじませた。

 鮮烈なベルギーでのデビューから、怪我に苦しんだ1年だった。移籍から約2か月で5ゴールを奪い、一気にその名をベルギー内で広めた。しかしそこから負傷が重なった。

 「足底筋膜炎であったり、打撲で血がたまって絶対安静の時期もあった。足底筋膜炎を気にしていると、左足ふくらはぎの肉離れもあった。体のバランスが崩れてしまった」

 万全のコンディションを取り戻せず、1月13日のセルクル・ブルージュ戦を最後に得点から遠ざかった。痛みを抱えながら試合出場を続けたが、チーム状況の悪化も重なった。序盤は好調だったチームも失点が増えて攻撃にかける人数が減ると、チャンスの数も減った。その中で感じたのが独力でゴールを奪う力の必要性だ。

 「チームが苦しい状況の時にヨーロッパでは戦術より個人の力が重視されていく。そこで少ないチャンスをものにできる力が個人としては足りなかった。苦しい時に得点できて、チームがいい時でも得点できる。そうすれば、もっともっといいFWに成長できる」

 好スタートはきったが、その勢いを継続できなかった欧州1年目。しかしはっきりとこれから目指す道は見えてきた。

 「相手が自分に対して人数をかけてきたとき、試合で1、2回は自分で打開して、シュートまでもっていくプレーはできるようになりたい。ベルギーのストライカーをみても、ゴール前でゴリゴリと行く場面もあるので、そういうのが自分には足りない。それに加え、ゴール前での相手のはがし方、ポジショニングはもっと意識していかないと、得点は量産できない。両方できないといけない」

 日本人FWとしてはトップクラスのスピードを持ち、186センチとサイズも十分。しかし欧州では「体の強さやスピードは当たり前のような世界。その中でどうやって違いを出していくか」。課題もみつかったが、Jリーグで学んできたFWとしての技術はベルギーでも十分に武器となる手応えもあった。

 「ベルギーでも得点を取っている選手はポジショニングがいいと感じます。少しのポジショニングと、体の強さ、ジャンプ力などの能力で合わせる部分がある。でも僕はJリーグで(浦和の)興梠選手や(川崎の)小林悠選手の動きを目標にしてきましたけど、そこまでの動きのうまさはないと思う」

 欧州基準のパワーやスピード、個の仕掛けに加え、Jリーグで学んだ繊細な動き出しや駆け引きで得点を重ねるFW像が、目指すべき形として見えてきた。理想の実現には個人としての成長に加え、チームメートとのタイミングのすり合わせなど課題もある。来季もベールスホットでのプレーが基本線となる中で、今はまだ痛みの残る負傷箇所の回復に努めている。5、6月に行われる日本代表での活動に参加したいという思いはあるが、今は自身がすべきことを冷静にとらえる。

 「いかに状態をフルに戻して(ベールスホットで)来季のスタートから結果を出せるか。日本代表に選ばれたい気持ちはあるが、今は自分の体と向き合う時期かなとも思っています。日本でしっかり治療し、来シーズン万全で臨めるようにしたい」

https://news.yahoo.co.jp/articles/e669af710847f9c15c3e0c8125fcd3985dfa194f 

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