1: YG防衛軍 ★@\(^o^)/ 2015/10/17(土) 18:58:10.90 ID:???*.net
 韓国メディアが国際サッカー連盟(FIFA)を一斉に攻撃した。FIFA次期会長選に立候補を表明していた韓国サッカー連盟名誉会長、鄭夢準氏が倫理委員会から6年間の資格停止処分を受けたが、その理由があいまいだと糾弾。処分対象が当初は各国サッカー連盟に送った書簡が賄賂供与の意図があるとされたのに、処分理由が倫理委に対する秘密保持違反など「あいまいな条項」(朝鮮日報)の適用を問題視。さらに、同じく懲戒処分が発表されたゼッブ・ブラッター会長らが資格停止90日間と格差があり過ぎなことに不信感を募らせている。韓国メディアは今回の一連の処分をブラッター会長による「陰謀説」とも言及する。鄭氏は法的措置による徹底抗戦の考えを示し、FIFAの汚職事件は新たな泥仕合の局面を迎えることになりそうだ。

 FIFAの倫理委は10月8日、汚職事件で捜査を受けたゼップ・ブラッター会長、次期会長の有力候補とみられる欧州サッカー連盟会長のミシェル・プラティニ氏に対し90日間、韓国サッカー界の大物・鄭夢準氏に6年間の職務停止処分を下した。

 中央日報など韓国メディアによると、FIFA倫理委は鄭氏が2022年ワールドカップ(W杯)韓国招致を推進した10年当時のことを問題視。7億7700万ドルのサッカー発展基金を設立し、サッカー低開発国を支援するという内容の書簡を各国サッカー協会に送ったのが「賄賂供与」の意図があると見なされた。ただ、実際の懲戒理由が調査への非協力、非倫理的な態度など「あいまいな項目を適用した」とし、中央日報は正当性に関して疑問を呈した。

 朝鮮日報によると、鄭氏はこの処分に対し「FIFAはまるで沈んでいくタイタニック号のようだ」との表現で批判。さらに「倫理委員会はサッカー資金造成に関連した手紙を送った事案を今回の制裁理由から除外した。その代わり、倫理委員会に対する秘密保持違反や名誉毀損などあいまいな条項を適用し、6年の制裁を下した。私の選挙登録を妨害するために始まった策略であることが明らかになった」と憤った。

 この鄭氏の発言を裏付けるかのように「倫理委の制裁がすべてブラッター氏によって行われたという『陰謀論』も出ている」と朝鮮日報は10月9日付で報じた。それによると、ブラッター氏がプラティニ氏を含む有力候補者をすべて落馬させた後、自らが会長を続けるシナリオだという。

 さらに10月10日付社説では、鄭氏がFIFA改革を強調しブラッター氏に反旗を翻したことで「ブラッター氏の息のかかったFIFA関係者が鄭夢準氏に制裁を加えるという見方があるのも当然だろう」と論評した。

 実際、鄭氏は倫理委開催前日の10月7日もブラッター氏を「偽善者でうそつき」と言い放ち、横領罪で告訴して1億ドル(約120億円)の支払いを求めることを表明していた。

 この事態に、韓国に判官贔屓があるか知らないが、韓国のネットユーザーは「鄭夢準の出馬を妨害しているのがバレバレ」とか「批判しただけで活動停止処分なんておかしい」など同情的な声が寄せられていた。

 鄭氏はスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴の意向だ。「あらゆる法的手段を使い、倫理委員会が下した今回の決定が不当であることを明らかにしながら、FIFAを改革するためにできる限りのことを続けていく」とあくまで強気で徹底抗戦の考えを示した。会長選候補登録締め切りは10月26日だ。

⇒会長最有力の鄭夢準氏に「6年資格停止」処分に韓国メディア激怒 「陰謀説」まで…(産経)

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