1: 2021/03/27(土) 08:01:17.33 ID:CAP_USER9
 ラモス瑠偉編集長も「完璧に近い勝利だった」と大絶賛した。25日に行われたサッカーの国際親善試合、日韓戦は日本が3―0で勝利した。前半の2点は素早いパスワークとカウンターで韓国を翻弄(ほんろう)して奪ったもの。後半はセットプレーからのダメ押し。守備も安定しており、「5―0で勝ってもおかしくない試合。森保ジャパンは確実に進化している」と太鼓判を押した。今回の月刊ラモスは、この気持ちいい勝利を徹底分析する。

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 全てにおいて日本が上回っていたと言っても過言ではない。動きの質、アイデア、フィジカルコンタクトの強さ、運動量、連動性。中でも優れていたのが、攻守の切り替えの速さだ。

 ゲームは4つの場面で成り立っている。攻撃、守備、守備から攻撃、攻撃から守備。前半27分の2点目のゴールは、自陣深くで伊東がパスカットした瞬間から始まっている。伊東は大迫に縦パスを入れ、相手ゴールに向かってスプリントし始める。同時に鎌田、遠藤も動き始めていた。

 直後、大迫が270度ターンから鎌田にパスを出す。その鎌田の両脇を遠藤と伊東が広がりながらパスを受けようとした。3人が同時に仕掛けることで相手DFに迷いが生じ、最終的には鎌田がそのまま持ち込んでシュートを決めた。

 守から攻への素早い切り替え。後半35分にも特筆すべき攻撃があった。日本ゴール前のFK。李剛仁(イ・ガンイン)のパスを守田がカットしてドリブルを開始する。その瞬間、なんと6人の選手が同時にスプリントを開始した。

 守田が後方の選手にボールを預けてそのまま韓国ゴールに向かって走ればよかったのだが、残念ながら守田のパスが悪く、スローダウンしてしまった。とはいえ、こんな鮮やかなカウンターアタックは、これまでの日本のサッカーで見ることはできなかったものだ。

 攻撃のスイッチの入り方が抜群にいい。先制ゴールもワンタッチ、ツータッチの縦パス2本で崩しにかかり、韓国の選手が対応しきれずにミス。このボールを大迫がヒールパスでサイドバックの山根につなぎ、そのまま豪快に決めた。

 素早い縦パスを大迫に入れる。先制ゴールも2点目も、まさに狙い通りのゴールだった。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/8e8e3caeb3eabc89e2a5f3ccc483980616ba970c
3/27(土) 6:03配信

この素晴らしい攻撃のベースとなっているのが吉田、冨安のセンターバック、そして遠藤、守田のダブルボランチが形成する強固なボックスである。中でも冨安の成長は著しい。コンタクトの強さ、高さ、鋭いアプローチとインターセプト。アジアを代表するセンターバックに成長した。

 後半23分にはボールに全く関係ない場面で韓国選手の肘打ちを食らい、流血した。悪質極まりないプレーで、絶対に許されない行為だが、それでも冨安は止血してピッチに戻ると最後まで平然と、何ごともなかったようにプレーを続けた。素晴らしい選手だ。

 吉田のキャプテンシーも最高である。実にいい面構えと的確な指示でチームを統率している。シンプルなプレーでいいボールを中盤の選手に供給しているし、ボランチを上手に動かしている。そして遠藤。コンタクトが強いし、ボールを奪う技術も抜群だ。加えて守田。運動量が多く、戦える選手だ。さらに積極的にミドルシュートを狙うなど彼の思い切りの良さが、いいアクセントになっていた。

 ボールを奪ったらまずはシンプルに縦パスを入れ、前後にボールを動かしながら相手ゴールに襲いかかる。リバプールやバイエルン・ミュンヘンなど欧州の強豪クラブのスタイルであり、勉強家の森保監督は、そういった強豪チームのサッカーを研究し、日本流にアレンジして取り入れているのだと思う。

 森保ジャパンは確実に進化している。おごることなく、もっともっと高みを目指してほしいが、この勝利に関しては完璧に近いものだと思う。コロナ禍で沈みがちな日々が続く中、元気になれる素晴らしい試合でした。

 韓国代表はいったいどうしてしまったのだろう。気迫もないし、どんなサッカーを目指しているのかさっぱり見えない。最大の武器であるフィジカルの強さも消えてしまった。かと言って、しっかりとビルドアップができるわけでもない。

 確かにけが人も多く、絶対的エースの孫興民(ソン・フンミン)のほか、欧州の主力選手が何人か招集できなかった。とはいえ、孫興民が入ったからと言って、劇的な変化が見られるとも思えない。とにかくあの覇気のなさが気になってしかたない。

 韓国代表の中で、何が起こっているのか。指揮を執るベント監督はポルトガル人である。経験も豊富だし、優秀な指導者だとは思うが、韓国の国民性とか文化とか、外国人監督がその国を理解するのには時間がかかる。

 そもそもテクニックを重視し、きっちりビルドアップしていくポルトガルのサッカーが韓国に合っているのかという疑問もある。2年前の韓国代表にはもっと緊張感が漂っていたし、サッカー自体もよかった。今回は、韓国らしさが全くなく、寂しさすら感じた。ライバルは迷走している。(元日本代表)


134: 2021/03/27(土) 11:45:20.42 ID:XBRhq8Zi0
>>1
韓国サッカーの衰退はフィジカルサッカーを捨ててここ数年パスサッカーにシフトした事。
正直オーストラリアとか韓国みたいにフィジカルサッカーが相手だと日本は守り難いけど、それでも日本もDFにフィジカル強いのが揃って来た。

137: 2021/03/27(土) 11:52:19.69 ID:k74MZYQ90
>>134
まぁ、フィジカル重視も限界やったけどね
日本とかアジア内ならかなり有効だけど欧州とか南米、アフリカ相手なら通用しないし

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