1:Egg ★@\(^o^)/:2016/05/24(火) 08:18:26.60 ID:CAP_USER9.net
■株式を売却しても退陣しない? ベルルスコーニ会長が明かした仰天要求

ACミランのシルビオ・ベルルスコーニ会長は、現在身売り交渉中の中国人グループを「私を追放しようとしている」と糾弾し、会長としてあと3年は留任する希望を明らかにしている。イタリア地元紙「コリエレ・デロ・スポルト」が報じている

名物オーナーのミラン買収30周年記念だった今シーズン、かつての名門は衝撃的な凋落ぶりを見せた。100億円以上の補強費を費やし、コロンビア代表FWカルロス・バッカら久々の大量補強を敢行したが、チームはリーグ7位に低迷。イタリア杯決勝もユベントスに延長戦の末に0-1と敗れてタイトルを逃すとともに、来季のUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得にも失敗した。

2015年度の赤字として100億円以上を計上するなかで、ベルルスコーニ会長はタイ人富豪に親会社フィニンベスト社の株式48%を680億円で売却する計画を進めていたが、タイ人サイドが中国市場で巨額損失を出したために、交渉がたびたびドタキャンされ頓挫。追い詰められたベルルスコーニ会長は現在、中国企業に株式の70%を875億円で売却する身売り交渉を進めている。

こうした流れを受けて退陣間近と見られていたベルルスコーニ会長だが、衝撃的な発言が飛び出した。

「中国人が私を追い出そうとしている。売却を拒んでいるのは私なのだ。会長としてあと3年留まる条項を求めているのだが、彼らが応じようとしない」

ワンマン会長は身売りしてもなお、3年間の統治を中国人サイドに要求しているという。

■中国人グループとの交渉がこじれる可能性も?

ベルルスコーニ会長は、今季のミラン低迷の元凶とされている。現場介入をライフワークとし、お気に入りの4-3-1-2システムに見切りをつけたシニシャ・ミハイロビッチ監督を、終盤戦に解任。子飼いのクリスティアン・ブロッキ監督を独断専行で就任させ、”ベルルスコーニ・システム”の導入を厳命した。その結果、6位を守れば来季のEL出場権を手にできたはずが、ブロッキ監督就任後に2勝2分2敗と勝ち点を伸ばせず、格下サッスオーロに抜かれて7位に転落した。

元イタリア首相はイタリア杯決勝の前に、日本代表FW本田圭佑ら選手を目の前に爆弾発言に出た。

「我々は恥をさらし続けることはできない。ここにいる紳士(サポーター)が君たちを生活させている人間なんだ。彼らはこんなプレーが続くなら、これ以上のお金を払えないと言っている。そうなれば、私は君たちからお金を取り上げるか、もしくは払わん」

直立不動の選手に給料支払い停止を言い放つと、空気は凍りついていた。「私を訴えてみるがいい。イタリアにおける民事訴訟がどこまで長引くか知っているか? 8年くらいだねぇ」と、訴訟にも長期戦で応じると言い放つなど、ミラン会長のとんでもない暴走は続いている。

常軌を逸した指令を受け、選手はユベントス相手に奮闘。試合後、会長は奮闘した選手を讃えたという。この異常行動が最後の置き土産と思われていたが、中国人グループとの身売り交渉がこじれれば、来季も”暴君”ベルルスコーニ体制の継続という衝撃の結末を迎えるかもしれない。
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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160523-00010015-soccermzw-socc
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