jpg large
ドルトムント監督、カップ戦決勝を前に「ものすごく心配」

DFBポカール決勝を前に、ボルシア・ドルトムントの状況が良くない。トーマス・トゥヘル監督は、このまま大一番に臨むのは危険だと感じている。

ドルトムントは14日、ブンデスリーガ最終節でケルンと引き分けた。前節はフランクフルトに敗れている。シーズンの最終順位がほぼ決まっていたとしても、パフォーマンスの低下はトゥヘル監督の許容範囲を超えたようだ。試合後の会見で、次のように語った。

「シーズンが先週末にほぼ決まる状況だったことは知っている。今週はすでに決まっていた。だが、我々はリーグ32試合、ヨーロッパリーグでもDFBポカー ルでも状況に関係なく限界に挑戦してきた。それを10日前からやらなくなった。それは良いことではないし、良い気分ではない」

「今日は勝ち点を得られてラッキーだった。優勝の可能性がなくなれば、緊張感を失うことは理解できる。だが、これほど緊張感を失っては、勝ち点を得られなくても不思議はなかった」

21日にはベルリンでDFBポカール決勝のバイエルン・ミュンヘン戦が待っている。

「バイエルンとの差が10日間で5ポイントも広がった。5ポイント以上の差には絶対にしたくなかった。来週も5ポイント差のまま対戦したかったよ。それが できなかったからには、必死に調子を取り戻すよう試みなければいけない。だが、それは調子を維持することよりもはるかに大変だ。2倍も3倍もね」

ポカールに向けての心境を聞かれると、トーマス・トゥヘル監督はこう答えた。

「心配だ。ものすごく心配だよ。トップフォームでなければポカールを制することはできない。我々はこの2週間、トップフォームからかけ離れていると言える。短時間で大きな仕事をしなければいけなくなった」

ドルトムントは1週間後に異なる姿を見せられるだろうか。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160515-00000009-goal-socc
続きを読む