1: Egg ★2016/05/19(木) 07:03:40.89 ID:CAP_USER9

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【スコア】
リヴァプール 1-3 セビージャ

【得点者】
1-0 35分 ダニエル・スタリッジ(リヴァプール)
1-1 46分 ケヴィン・ガメイロ(セビージャ)
1-2 64分 コケ(セビージャ)
1-3 70分 コケ(セビージャ)

http://m.sports.yahoo.co.jp/ws/game/?g=10925927

■リバプールの良さが出た前半、セビージャの巧さが光った後半。

 5月18日(現地時間)、スイス・バーゼルのザンクト・ヤコブ・パルクで2015-16シーズンのヨーロッパリーグ(EL)決勝が行なわれ、セビージャが3-1でリバプールを破り、3シーズン連続通算5度目(UEFAカップ時代を含む)の優勝を飾った。
 
 試合は、2連覇中のセビージャの攻勢で始まったが、リバプールが厳しい守備でゴールに近寄らせず、逆にボールを奪うと、空いたスペースを突いて攻撃を仕掛ける。
 
 ともにファウルも辞さないほどの厳しいプレッシャーをかけ合い、まずは点を取られないことに主眼を置いた戦いを展開。そんななかで、よりゴールに近づいたのはリバプールだった。
 
 7分にジャンがミドルでファーストシュートを放ち、11分にはクラインのクロスをスターリッジがヘディングシュート。24分には、右のララーナが中央に切れ込んでスルーパスを通し、抜け出したスターリッジがシュートを放つも、GKにブロックされた。
 
 対するセビージャは、ボールを持つ時間は長いものの、なかなか相手にゴールに迫れず、ファーストシュートは31分、CKの流れからCFガメイロが放ったオーバーヘッド(わずかに枠外)だった。
 
 このあたりからセビージャにも攻撃のかたちが出来てきたが、試合が動いたのはその矢先の35分。しかし、先制したのはリバプールの方だ。
 
 右からフィルミーノ→コウチーニョと繋ぎ、左にいたスターリッジへ。ボールを受けてDFとの間合いを詰めながら、スターリッジは左足アウトサイドでスライスをかけ、右サイドネット内側に突き刺した。
 
 この鮮やかな一撃で気を良くしたリバプールは、以降、ピッチを広く使ったスピーディーな攻撃でいくつかチャンスを作る。それは、セビージャの守備が乱れ、人数をかけながらも相手を抑えられず、またスペースをぽっかり空けてしまったからでもあった。
 
 消化不良の45分間を過ごしたディフェンディングチャンピオン。しかし、名将エメリに率いられたチームは後半、鮮やかな逆襲を見せる。
 
 キックオフ直後、マリアーノが左サイドで相手選手2人をかわし、中央にグラウンダーのクロスを入れると、走り込んだガメイロが合わせ、あっさりと追い付いた。
 
 この“奇襲”でセビージャは勢いを得、一方のリバプールは守備から崩れていく。人数は多いにもかかわらず、セビージャのパス回しを許し、ひとりだけ残っているガメイロの再三突破を許してしまった。
 
 セビージャは幾度かの決定機を迎えた後の64分、ビトーロが2度のパス交換でペナルティエリアに迫り、ボールを前に進めると、左から寄って来たコケがダイレクトシュート。ボールをゴール右隅に叩き込んで逆転に成功する。
 
 さらに6分後、オフサイドポジションにいたコケが相手DFからボールを受けて強シュート。ボールはGKミニョレの右腕に当たりながらもゴールネットを揺らし、決定的な3点目がセビージャにもたらされた。
 
 意気消沈したリバプールは以降、一度も盛り返すことができずじまい。反撃は、コウチーニョの枠を外したシュートと、スターリッジの力のないボレーだけだった。
 
 後半は最初から最後まで主導権を握ったセビージャは、見事な試合運びの末にEL初の3連覇を達成。リバプールに優勝回数で並ぶのを許さなかった。まさに、「ELマイスター」の鮮やかな逆転劇だった。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160519-00015958-sdigestw-socc 

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