1: 名無しさん@恐縮です@\(^o^)/ 2016/05/18(水) 19:36:15.05 ID:CAP_USER9
3月14日のニューカッスル戦の一撃に再び脚光
 プレミアリーグをクラブ史上初めて制したレスター・シティ。就任1年目のクラウディオ・ラニエリ監督は今季リーグ3位の68得点、リーグ3位タイの36失点と好守に優れたチームを作り上げ、見事に栄冠を手にした。米スポーツテレビ局「ESPN」は今季レスターが挙げた68得点の中から今季のベストゴールトップ10を選出。日本代表FW岡崎慎司が3月14日のニューカッスル戦で決めた圧巻のオーバーヘッドはトップ3にランクインした。

 見事1位に選ばれたのは、今季リーグの得点ランク2位となったイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディが2月2日のリバプール戦で決めた一撃だった。後半15分、DFラインの裏へ猛然と走ったヴァーディに、アルジェリア代表MFリヤド・マフレズからのロングボールが送られると、ヴァーディはワンバウンド目で高く弾んだボールの落ち際に合わせて思い切り良く右足を振り抜き、エリア外からダイレクトでゴールを狙った。ドライブ回転の掛かった強烈なシュートはリバプールGKシモン・ミニョレの頭上を超えてネットに突き刺さった。ヴァーディはこの試合、岡崎のシュートがDFに当たってコースが変わったところを詰めてネットを揺らすなど、2得点の大活躍だった。

 2位はマフレズがホームのチェルシー戦で決めたもの。前半34分に右からのクロスでヴァーディのゴール(4位にランクイン)をアシストしていたレフティーは、後半3分に華麗なテクニックで魅せた。ヴァーディが左サイドから上げたクロスをエリア内右の位置で受けたマフレズは、対峙したDFセサル・アスピリクエタを右に左にドリブルで翻弄。最後は得意の左足でシュートを左サイドネットに沈めた。

 3位は岡崎の衝撃のオーバーヘッド弾がランクインした。2016年のホワイトデー(3月14日)に行われたニューカッスル戦は日本のサッカーファンにも強く記憶されていることだろう。前半25分、MFマーク・オルブライトンの左クロスが相手DFの頭に当たり、ふわりと浮いたボールをヴァーディが頭でつなぐと、ゴール前にポジションを取っていた岡崎が本人曰く「本能的」だったというオーバーヘッドでゴールへねじ込んだ。

 岡崎にとって本拠地キングパワー・スタジアムでの記念すべき初ゴールは、世界中から絶賛された。米メディアも「輝かしい創造性」と絶賛。「勝利への脱出」というシルベスター・スタローン主演の映画でペレがクライマックスで決めた「伝説のゴール」を想起させるともイングランドでレポートされるほど、今季のハイライトになった。

 トップ10のうち半分の5ゴールが今季24得点のヴァーディによるものだった。さらに17得点のマフレズのゴールも二度選出されており、チームをけん引した二枚看板で7割を占めた。岡崎のほか、10番を背負うMFアンディ・キングと中盤の要イングランド代表MFダニー・ドリンクウォーターのゴールもランクインした。

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