1: 2016/05/14(土) 12:18:45.15 ID:CAP_USER9
伊メディア報じる 10番は常に崖っぷちで、不確かな将来

ACミランと日本代表FW本田圭佑に別れの時が近づいているのだろうか。
イタリアのサッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」は「ミラン、本田が将来について決心した」と特集を組んだ。 今季限りでの退団が濃厚と報じている。

15日のリーグ最終節ローマ戦を前に、クリスティアン・ブロッキ監督は記者会見で「本田は常に準備のできているプロとして模範的な選手で、私がスタメンで起用できる選手の一人だ」と発言している。
記事でも「本田は前任のシニシャ・ミハイロビッチ監督の下で4-4-2システムでのポジションを得ていたのに、ブロッキ監督の就任により厳しい状況になった。

しかし、ボナベントゥーラの負傷によりトップ下で出場すると、その実力が劣るものではないことを示した」と分析。 今季リーグ戦1得点3アシストと物足りない数字の本田を擁護している。

その一方で、「彼のレギュラーポジションは常に崖っぷちであり、ミランでの将来は不確かなものだ」と指摘。 本田の立場が脆弱な基盤の上に成り立っていると指摘している。

「2年半のミランでのプレーは悪かったわけではない。しかし、ミラニスタからの愛と信頼は与えられず、何よりもセリエAでプレーする選手たちとの親和性を欠いた。
とりわけ、古参の選手たちとのプレーは噛み合わなかった。
したがって、本田の興味は国外の、それもヨーロッパの舞台に立てるチームに移籍することにある。
スペインの他、イングランドのチームが彼に興味を示しているが、ドイツからの調査も届いている」

2014年1月に加入してからの本田個人のパフォーマンスを悪いものではなかったと評価しているが、同僚との連携面に問題があったと指摘されている。

ドイツ、スペイン、イングランドが新天地か

同サイトは先日の1-0で勝利したボローニャ戦後の選手採点において前線でのハードワークを主要な評価点としてチーム最高タイの採点を与えていたが、
他のイタリアメディアは全て「トップ下として攻撃への影響力が少ない」と酷評していた。
トップ下である以上、攻撃面での成果を求められるのはどのリーグでもレベルでも当然だが、
フットボール文化の違いも本田のプレーが2シーズン半過ごしたイタリアに合わないという見方を示している。

そして、現実的な手順として、15日のリーグ最終節ローマ戦と21日のイタリア杯決勝のユベントス戦後にアドリアーノ・ガリアーニCEOと
兄であり代理人の本田弘幸氏が会談を持ち、そこで2017年6月までの契約を延長する議論が交わされるとしている。
しかし、ガリアーニCEOはシーズン中の段階ですでに「本田の契約延長交渉を急ぐ必要はない」と発言していたことから、
残り1年の契約期間となったこの時点で、本田サイドが移籍を希望した場合に引き留めることは困難だと見通しを報じている。

「どちらにせよ、このシーズン終了後の会談が決定的なものになる」と指摘。
現在中国企業への身売り交渉を進めるミランは移籍金を得るためにも来季に向けた移籍市場で他クラブへの放出を迫られることになる。
過去に本田獲得に興味を示したクラブでは、スペインではバレンシア、イングランドはトットナムとウェストハム、ドイツでは日本代表DF内田篤人が所属するシャルケが挙げられる。

この特集通りならば、日本人として初めて背負った「ミランの10番・本田」の姿はあと2試合で見納めとなる。
本田加入と同じタイミングで、クラブ史上に残る暗黒時代を迎えたミランに来季のUEFAヨーロッパリーグ行きとイタリア杯というタイトルを置き土産にして、
次なるステップに進むことができるのだろうか。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160514-00010002-soccermzw-socc
Soccer Magazine ZONE web 5月14日(土)10時40分配信

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