1: 首都圏の虎 ★ 2020/12/24(木) 23:37:27.76 ID:CAP_USER9
 先日、無事に幕を閉じたJリーグだが、今季はコロナ禍による多くの特別ルールが設けられ、その中の一つが「降格なし」だった。だが、この救済処置的ルールは来季、「4チームが自動降格」という冷酷無残な形となって跳ね返ってくる。必然的に、来季のJ1残留争いは過去に例を見ない激しさと厳しいさが、予想される。

今季、通常ならばJ2降格となっていたのが、最下位(勝点27:6勝9分19敗)の湘南と、17位(勝点28:6勝10分18敗)だった仙台の2チームだ。湘南は曹貴裁監督の下でアグレッシブな“湘南スタイル”を確立させたが、2019年途中に曹監督がパワハラ問題で退任してから一気に勢いを失った感がある。

 多くの新戦力を加えた今季も開幕5試合白星なし(1分4敗)の後に2度の6連敗を喫して下位に低迷。19敗中14試合が1点差負けと勝負弱さも目立った。来季へ向けて日本での実績のあるFWウェリントンの獲得を発表したが、将来を嘱望されるMF齊藤未月の海外移籍が決まり、レギュラーとして活躍した松田天馬もJ2京都へ移籍。結果の出ていない浮嶋敏監督の続投が発表された現状からの急浮上を望むのは、難しい。

 17位の仙台も前途多難だ。今季の得失点差は、湘南の-19(29得点48失点)よりも悪いリーグワーストの-25(36得点61失点)。8月15日の清水戦から11月8日の鳥栖戦まで17試合白星なしという長いトンネルを味わった後、ケガ人が復帰した終盤11月下旬からの5試合で3勝1分け1敗の好成績を残したが、最終節を前に就任1年目だった木山隆之監督の退任が発表された。社長以下、経営陣も刷新され、再び一からチームを作り直すことになるが、期待よりも不安の方が大きいと言わざるを得ない。戦力補強もさることながら、まずはクラブとしての団結力を取り戻すことができなければ、2010年シーズンから守ってきたJ1の舞台から去ることになるだろう。

 その他、今季16位(勝点28:7勝7分20敗)の清水、同15位(勝点33:9勝6分19敗)の横浜FCの2チームに、J2からの昇格組となる徳島、福岡も降格候補になるが、この中では清水が今季最終節で2位・G大阪に2対0の完封勝利を収めたように潜在的な戦力値は高い。来季の新監督として東京V、C大阪でも手腕を発揮した知将ロティーナ監督の就任が決定的で、今季リーグ最多の70失点の守備陣を立て直すことができれば、上位進出も可能になるだろう。

 コロナ禍でさらなる経営悪化が伝えられた中で今季13位(勝点36:7勝15分12敗)に終わった鳥栖も厳しい戦いが予想されるが、今季は金明輝監督の下でカウンターサッカーからの脱却に成功済み。優れた育成組織とそれを積極活用する現在の流れを考えると、例え中盤の要であるMF原川力が他クラブに移籍したとしても、しぶとく生き残る可能性は高い。

 それよりも“あやしい”クラブがある。その一つが、今季14位(勝点36:9勝9分16敗)に終わった神戸だ。言わずと知れたMFイニエスタを始め、DF酒井高徳、MF山口蛍、FW古橋亨梧と各ポジションに優れたタレントを揃え、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で準決勝進出を果たしたが、リーグ戦では中位に停滞した末に10月10日からの終盤11試合を1勝1分9敗という無残な形で幕引き。9月下旬から指揮を執った三浦淳寛監督の去就も不透明で、仮に新たに就任する指揮官が“ハズレ”となった場合は再び迷走する危険性もある。そうなれば、どれだけ金銭的なバックアップがあろうとも、J2降格と隣り合わせの戦いを強いられることになるだろう。

全文はソース元で
https://news.yahoo.co.jp/articles/f727bcea25e0a3cc46a00bcc9b9dd1936d653a85
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999: 風吹けば名無し 2099/01/01(月) 00:00:0.017 ID:sakarabo1999



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