1: 2016/05/11(水) 00:24:40.52 ID:CAP_USER9
イタリアの名門ACミランは中国企業への身売りが秒読み段階に突入した。ミラン専門のニュースサイト「milannew.it」は「ベルルスコーニがOKを出した。中国企業との独占交渉権にGOサイン」と報じている。

現地時間10日の午前11時頃からスタートしたミランの親会社フィニンベスト社の会議では、シルビオ・ ベルルスコーニ会長の他、一族のバルバラ・ベルルスコーニ取締役も電話で参加。満場一致で、 アリババ社の馬雲(ジャック・マー)会長ら中国企業へ株式70%を売却する独占交渉権を与えることで 合意したと報じている。

現地の報道では、ベルルスコーニ会長がイタリア人投資家への売却を望むと自らのフェイスブック上で 発言したばかりだったが、あっさりギブアップした様子。この日の会議でミランの方針が固まったと見られ、 これにより、ベルルスコーニ会長は名誉職に退く形になり、実質的なオーナーとして中国人がやってくることになりそうだ。

今季はベルルスコーニ会長のミラン買収から30周年だった。イタリアの大手メディアグループ「メディアセット」の 買収やイタリア首相も務めた名物会長は、これまで私財を投じチームを強化。ピッチ上の栄光ともに、 ミランを欧州屈指の政治力と影響力を持つクラブへと成長させてきた。
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しかし、近年はクラブの赤字が深刻化。補強や監督人事での失敗が続く上に、ライフワークの現場介入には積極的で、サポーターから「シルビオ、売れ!」とスタジアムで身売り要求の大合唱が起きた。そして2015年は 100億円以上の損失を計上し、台所事情は火の車だった。

交渉の結果次第だが、”チャイナ・ミラン”誕生となれば、首脳陣から中心選手まで一気に血が入れ替わる可能性を秘めている。中国人選手が赤と黒のユニホームを着る可能性もあり、アジア市場の旗頭として貢献してきた日本代表FW本田圭佑の去就にも大きな影響を与えそうだ。

hamu

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160510-00010015-soccermzw-socc
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