1: 首都圏の虎 ★ 2020/11/29(日) 13:08:14.35 ID:CAP_USER9
レアル・マドリードは現地28日、ラ・リーガ第11節のアラベス戦を1-2で落とした。まだ4位につけているが、勝率は50%にまで落ち込んでいる。昨季王者らしからぬ負け方も、今後への不安を増大させる。一体なぜ、これほどまでに不甲斐ない姿になってしまったのだろうか。(文:舩木渉)

●まさかの勝率50%

 サッカーには浮き沈みがつきものだが、それでも勝ち続けるのがレアル・マドリードだったはずだ。

 ところが今季は、そのマドリーが大いに苦しんでいる。

 現地28日に行われたラ・リーガ第11節でアラベスに敗れ、今季のリーグ戦成績は5勝2分3敗(1試合未消化)となった。3敗のうち2敗がホームゲーム、さらに勝率が50%にまで落ち込むというのは、マドリーにとって極めて異例なことと言っていいだろう。

 格下のアラベス相手に内容もパッとせず、スコアは1-2。自分たちのミスから2度もゴールを奪われた。

 ジネディーヌ・ジダン監督が「開始3分でゴールを決められてしまうと、状況は非常に難しくなる」と悔やんだ最初の失点は、最後まで重くのしかかった。

 アラベスのFWルーカス・ペレスが蹴ったコーナーキックを、DFビクトル・ラグアルディアがヘディングで折り返すと、そのボールがブロックに入ったマドリーのDFナチョの腕に当たってハンドの判定に。開始早々のセットプレーの場面でアラベスにPKが与えられた。

 千載一遇のチャンスをしっかり活かし、ルーカス・ペレスのPKが公式記録にゴールとして載ったのは5分のこと。とはいえPKを与えた時点でほぼゴールと同義なので、ジダン監督の「開始3分」という表現も間違ってはいない。試合開始からすぐの失点というのは、それくらい重みのあるものなのだ。

 もう1つの失点は、あまりにお粗末で不甲斐ないものだった。マドリーが気持ちを入れ替えて反撃に出ようとしていた後半が始まってすぐの49分のことである。

 DFラファエル・ヴァランからの浮き球のバックパスを受けてコントロールしたGKティボ・クルトワは、中盤に鋭く縦パスをつけようとする。しかし、そのパスは相手FWホセルにあっさりカットされてしまった。そして、クルトワがバックパス処理のために空けていた無人のゴールに、そのままシュートを流し込まれた。

 86分にMFマルティン・ウーデゴーが蹴ったコーナーキックの流れから、最後はMFカゼミーロが押し込んでマドリーも1点を返す。が、時すでに遅し。リーグ戦今季3敗目を喫した。

●積極的な交代も奏功せず

 試合後、ジダン監督は「ラ・リーガは我々の抱えている問題の1つで、規則性がなくなっている。けが人に関しても多くの問題を抱えている。言い訳をするつもりはないが、それが現実だ。説明することはない」と不振を認めた。

 3日前にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の試合で、イタリアの強豪インテル相手に会心の勝利を収めたのとは全く別のチームのようになってしまっていた。

 アラベス戦を前にした記者会見では「我々は決して止まることはない。チームには常に変化がつきものだが、選手たちは競争を望んでおり、今のチームが出来上がっている。何も変える必要はない」と語っていたジダン監督だが、敗戦後には「前半も後半も、今季最悪の入りだった」と述べた上で「変化」がなかったことを悔やんでいた。

「我々は試合展開を好転させられなかった。特に後半だろう。後半は試合の展開を変えるために、何もできなかった」

 前半のマドリーは相手の背後を狙うような動きに乏しく、ほとんど足もとから足もとへのつなぎに終始した。先発起用されたマルコ・アセンシオは全くと言っていいほど存在感を発揮できず、全体的な重さが停滞感につながったのだろう。28分にエデン・アザールが負傷交代してしまったのも大きな痛手となった。

 後半に入ると、ジダン監督は63分にアセンシオを下げてヴィニシウス・ジュニオールを送り出す。69分にはフェルラン・メンディとルカ・モドリッチ、トニ・クロースを下げてマルセロとウーデゴー、そしてイスコを投入するなど積極的に交代カードを切った。それでもセットプレーから1点を返すのが限界で、流れを大きく変えるには至らなかった。

全文はソース元で
https://news.yahoo.co.jp/articles/6c16e407cfe2684ed7a08bba6ffd654cef4070ae
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999: 風吹けば名無し 2099/01/01(月) 00:00:0.017 ID:sakarabo1999



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