1: Egg ★@\(^o^)/ 2016/05/07(土) 07:10:29.57 ID:CAP_USER9
no title  Jリーグ史上初となる「3シーズン連続得点王」(13~15年)の金字塔を打ち立てた川崎フロンターレFW大久保嘉人(33)。今シーズンも6ゴールを決め、得点ランク3位タイの好位置をキープする(1位は広島FWウタカ、名古屋FWシモビッチの7ゴール)。

 前人未到の4シーズン連続得点王を視野に入れ、アグレッシブにプレーしているが、持ち味の“飽くなき闘争心”が、4月29日のG大 阪戦(第9節)で思わぬ形となって炸裂した。試合中に大久保のヒジがG大阪FW宇佐美貴史(24)のアゴに当たって流血。激高して詰め寄る宇佐美に向かって「点を取ってから言え!代表だろ!」と大久保が言い放った──と一部スポーツで報じられたのである。

 細かい ニュアンスは定かではないが、大久保自身は「もっと点が取れる選手」と宇佐美を高く評価する。この発言は、彼ならではの若手FWへの叱咤激励ではなかったか? 点取り屋に必要な心構えなどを聞いた。

――W杯最終予選でハリルホジッチ日本代表がつまずいた場合、ここは「大久保に助けてもらおう」という話になりがち。過去の代表も、緊急事態になるとベテランに頼ることが多かったと思います。

「Jリーグでゴールを量産していたら、呼ばれる可能性はゼロじゃないと思うし、少なくとも心構えをしておくことは、非常に大事だと思います」

――川崎のチームメートで35歳のMF中村憲剛選手、2トップを組んでいる現役日本代表FW小林悠選手(28)の3人が日の丸をつけて競演して欲しい。そう期待しているサポーターは、少なくないと思います。

「憲剛さんは(いつ呼ばれてもやれる)自信はあると思いますよ。オレですか? いつ呼ばれても大丈夫なように常に準備はしています」

――代表FWの新しいメンバーとして鹿島FW金崎夢生(27)はどう見ていますか? 日本人にしては珍しく、貪欲にガツガツとゴールを狙うタイプです。

「オレはすごくいいと思っているよ。何が何でも俺が決めるんだ! って気持ちが、すごく伝わってくるからね。この前のW杯予選(アフガニスタン戦=3月24日)で9本のシュートを打って1ゴールだって? それでいいと思うよ。外国人ストライカーは、何よりも《シュートで終わる》という意識を強く持っている。どんな形でもいいから、たとえ入らなくてもいいから、あくまでシュートで終るというのは、日本人FWにとっても参考になると思うね」

■宇佐美が苦境を乗り越えるには?

――昨シーズン、得点王を争った宇佐美貴史が今シーズン、Jリーグで2ゴール(6日現在)と苦しんでいます。

「特に今シーズンの序盤は、昨シーズンのような勢いはなかったね」

――昨シーズン途中には「宇佐美選手には追い付けないかも」と話していましたよね。

「そうやった。ものすごい勢いだったからね。本当に上手い。上手いんだけど、(対戦)相手も研究してくるからね。苦境を乗り越えるには? 失敗しても、とにかくやり続けること。貪欲にゴールを狙い、とにかくシュートを打つこと。これに尽きると思うよ」

――大久保選手が口癖にしている「絶対にゴールを決める! という強い気持ちがストライカーには必要」ということですね。

「ゴールを決めると《試合ごとに取らないといけない》という気持ちにとらわれ、プレッシャーとなっていく。それを跳ね返すだけの強い気持ちを90分間、フルに持ち続けることが、若手には難しいかもしれないよね」

2016年5月7日
⇒J最多G大久保嘉人が見た“点取り屋”のライバルたち(日刊ゲンダイ)

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