ミラン本田のプレミア行きに米メディアが厳しい分析「トットナムにとって失敗補強になる」 (Soccer Magazine ZONE web) - Yahoo!ニュース

米メディア「本田圭佑にはストロングポイントが無い」トッテナムは獲得すべきではないと分析

ACミランは監督人事の不手際や赤字経営で中国人富豪への身売り話も出る混迷状態となっている中、来季限りで契約満了となる日本代表MF本田圭祐の去就問題も再浮上している。シニシャ・ミハイロビッチ前監督の在任時には4-4-2システムの右のバランサーとして役割を果たし、契約延長話も出ていたが、クリスティアン・ブロッキ新監督就任後にはトップ下の控えと明確に位置付けられている。

今季終了後のプレミアリーグ移籍も浮上する中、プレミア2位トットナムに移籍時には「ベンチ行き」という厳しい意見が出ている。米総合スポーツサイト「ブリーチャー・レポート」が「なぜACミランの本田圭佑はトットナムにとって失敗補強となるのか」と特集している。

来季に向けてはイングランド代表のエースFWハリー・ケインのバックアッパーと中盤の補強が急務とされている。そこで浮上してきたのが本田の名前だった。欧州のカップ戦出場権すら手にできない暗黒期のミランの状況を説明し、本田のミラン加入が悪いタイミングであったとしている。

「本田はミランに最悪のタイミングで加入してしまった。イタリアの名門はセリエAでの凋落をスタートさせ、前年に3位だったはずが、8位となり、昨季は10位となった」

しかしここからは、本田に関してネガティブなデータを紹介している。今季「わずかリーグ戦1得点」と同時に、今季リーグ戦出場27試合で平均出場時間60分間という数値から、マウリシオ・ポチェッティーノ監督の要求するハイレベルな運動量をフィットネスの部分で実現できるかという危惧を指摘している。

さらに、現在週給5万ポンド(800万円)という給与がトットナムの中で高給であること、30歳という年齢面がチームのコアメンバーでかなりベテランであることも、「現在のスカッドの特別な絆にどんな影響を及ぼすのか」と、適応への不安とチーム内の空気を悪化させる懸念を分析していた。
 
なによりも、最大の問題はプレーヤーとしての実力にあると厳しく分析している。いわば、“器用貧乏”であることが何よりの弱点であるとした。

「彼は魅力的なドリブラーでいいスピードを持つし、クリエイティブなパスも出す。足元の技術もある。しかしながら、抜群に優れているものは何もない。彼がスパーズに加わることになれば、選手の絶大な信頼を寄せるポチェッティーノの目にはエリック・ラメラ、クリスティアン・エリクセン、デレ・アリ、ナセル・シャドリ、ソン・フンミン、アレックスのみならず、プリチャードの控えとなるだろう」

アリ、エリクセン、ラメラの能力を高く評価する一方、「本田は簡単に彼らの誰も押しのけることはできない。ポチェッティーノの求める戦術理解度とフィジカルのレベルに近づくうちに、31歳の誕生日を迎える」と指摘している。
 
そして、再び韓国人ストライカーと比較している。「対照的にソン・フンミンは同様の懸念を持ちながら契約を結んだが、まだ23歳。伸び代がある」と厳しい意見を呈している。最終的に、非情な結論にたどり着いている。

「スパーズは移籍金に関わらず、本田の獲得には関わらないのが賢明だ。単純にヨーロッパ内外にはもっと適した選手が山ほどいる」

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引用元 : ミラン本田のプレミア行きに米メディアが厳しい分析「トットナムにとって失敗補強になる」 (Soccer Magazine ZONE web) - Yahoo!ニュース

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