1: 2020/07/15(水) 06:46:31.41 ID:5izMAygZ9
no title


ラ・リーガ1部で降格圏となる19位にあえぐRCDマジョルカで、代役の効かない存在感を放っている日本代表MF久保建英の去就をめぐって、スペイン国内の報道がかまびすしさを増している。

今シーズンが開幕した直後の昨年8月下旬にレアル・マドリードから期限付き移籍した久保は、36節を終えた段階で33試合に出場。
新型コロナウイルスによる約3カ月間の中断期間をはさんで12試合連続で先発として名前を連ねるなど、右サイドハーフとして4ゴール4アシストを記録している。

マジョルカとの契約が今シーズンいっぱいで満了を迎えるなかで、スペイン国内で2番目に発行部数が多いスポーツ紙『アス』や、レアル・マドリードの専門メディア『Defensa Central』が現地時間13日(日本時間14日)に、
来シーズンも引き続き期限付き移籍すると相次いで報じた。

マジョルカでの奮闘ぶりをスペイン国内のメディアも高く評価しているなかで、レアル・マドリードへ復帰する可能性は本当にないのか。
再開後に破竹の9連勝をマークし、3シーズンぶり34度目のリーグ優勝へ王手をかけているレアル・マドリードへ戻る上で、避けては通れない問題が存在する。

それは各クラブに「3」を上限として与えられている、EU(ヨーロッパ連合)圏外枠の関係となる。今シーズンのレアル・マドリードは22歳のDFエデル・ミリトン、20歳のFWヴィニシウス・ジュニオール、
19歳のFWロドリゴ・ゴエスのブラジル代表トリオにEU圏外枠を使っている。

このEU圏外枠に空きが生じない限り、たとえレアル・マドリードへレンタルバックされたとしても居場所はない。
必然的に3部リーグにあたるセグンダ・ディビシオンBに所属しているリザーブチーム、レアル・マドリード・カスティージャでのプレーを余儀なくされる。

FC東京から電撃移籍し、世界中を驚かせた昨夏の段階でも今シーズンをレアル・マドリード・カスティージャでプレーさせ、スペインへ適応させる青写真が一時は描かれていた。
しかし、トップチームに帯同したプレシーズンで久保が見せた、物怖じしないパフォーマンスが状況を一変させた。

セグンダ・ディビシオンBを主戦場とするよりも、他のクラブへ期限付き移籍して、ラ・リーガ1部のレベルを体験させた方がいい――ジネディーヌ・ジダン監督をはじめとする首脳陣の評価が高まり、
久保本人も希望した結果として、昇格組であるマジョルカが急きょ新天地に選ばれた。

7/15(水) 5:08配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/c5098a766c19b10815bd508133081679a2a80723


来シーズンの去就をめぐる報道も、昨夏と同じ図式があてはまる。マジョルカで見せたプレーの延長線を考えたときに、レアル・マドリード・カスティージャでのプレーはむしろ成長曲線を鈍化させかねない。マジョルカよりもレベルが上がるラ・リーガ1部勢で、なおかつUEFAヨーロッパリーグも戦えるクラブが望ましいという考え方は、イコール、久保に対する評価の上昇ぶりを物語っている。

 フラメンゴから加入して2シーズン目を終えようとしているヴィニシウスが、近くスペイン国籍を取得する方向であることが今春から幾度となく報じられている。これによりEU圏外枠がひとつ空くことになり、久保が置かれる状況も変わってくる。ただ、それでも復帰する可能性は低いと言っていい。

 今シーズンにおけるレアル・マドリードのEU圏外選手の起用を振り返ると、4500万ユーロ(約55億円)に達した移籍金とともに、久保と同時期にサントスFCから鳴り物入りで加入したロドリゴは18試合に出場。そのうち11試合で先発して、2ゴールをマークしている。

 しかし、レアル・マドリードの厚い選手層に阻まれる形で、シーズンが後半戦に入った今年になってからはピッチに立つどころか、ベンチ入りメンバーにすら招集されない試合が続いた。出場時間が激減する状況を受けて、2月にはレアル・マドリード・カスティージャの一員としてプレーしている。
 先月に19歳になったばかりの久保にとって、何よりも重要なのは公式戦のピッチに立ち、可能な限り長くプレーすることだ。EU圏外枠に空きが出たレアル・マドリードへ復帰できたとしても、ロドリゴと同じような立場に置かれれば、その分だけ成長するスピードも減速を余儀なくされる。

 16歳だった2015年1月にレアル・マドリードへ加入し、3つ目の期限付き移籍先クラブとなるレアル・ソシエダでようやくブレークを果たしたノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールをはじめとして、レアル・マドリードから武者修行に出されている若手選手は多い。
 レアル・マドリードが久保を獲得したのも即戦力としてではなく、潜在能力が高く評価されたからに他ならない。そして、レアル・マドリード・カスティージャにしろ、あるいは期限付き移籍した他のクラブにしろ、トップチームへ戻れるかどうかは武者修行先で残す結果次第となる。

 その意味では1シーズン目を終えようとしている段階で去就が取り沙汰されるのは、それだけ久保の成長ぶりが予想を上回っている証となる。ゆえに来シーズンも期限付き移籍が継続されたとしても悲観する事態ではなく、むしろ急がば回れと考えられているとポジティブに受け止めるべきだろう。
 おそらくは今夏も即戦力の選手を補強するレアル・マドリードの厚い選手層へ挑む上で、久保自身も覚悟を決めているのだろう。中断期間中に応じた『アス』のインタビューでは「マドリードに居場所はあると思う」と自信を見せながら、復帰する条件としてこんな言葉を添えることも忘れなかった。

「すべては自分次第です」

 昨夏に続いて完全移籍で久保を獲得する動きを見せていた、リーグ・アンのパリ・サンジェルマンが撤退したと最近になって報じられた。レアル・マドリードが設定している久保の違約金、2億5000万ユーロ(約305億4000万円)が障壁となったと見られるが、他のクラブが手を出せない金額には、完全移籍のオファーには応じないというレアル・マドリードの方針が反映されている。
 もちろん久保自身にとっては再開後のパフォーマンスが評価される形で、報道がにわかにかまびすしくなってきた来シーズンの去就を考える状況にはないはずだ。
 残り2試合となった今シーズンの戦いで、ホームのエスタディ・デ・ソン・モイシュにグラナダCFを迎える日本時間17日未明の次節に敗れれば、他会場の結果に関係なくマジョルカのラ・リーガ2部への降格が決まる。再開後の過密日程のなかで先発を続けてきた身体に蓄積されている疲労をはねのけながら、奇跡の残留を勝ち取るためにホーム最終戦のピッチに立つ。


6: 2020/07/15(水) 06:50:45.72 ID:pjPRGpct0
まだ早いな
戻ってもスタメンじゃないならスタメンで出れるクラブにレンタルで良いよ

12: 2020/07/15(水) 06:55:00.25 ID:CEL6TWBC0
レアルでベンチあたためるより、試合出られるとこで実績積む方がいいよな。

続きを読む