FC東京 ホームで全北に完敗 デビュー戦GK圍は熊本に勝利届けられず
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サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は20日、各地で1次リーグが行われ、E組のFC東京はホーム・味の素スタジアムで全北(韓国)と対戦し、0―3で敗れた。トップチームデビュー戦のGK圍(かこい)謙太朗(24)はフル出場したものの、悔しい初陣となった。

 ワンチャンスを決められた。0―0の前半35分。速いパス回しでゴール前、フリーになった全北のMFキム・ボギョンが左足を振り抜く。FC東京GK圍は左に跳んだものの、ゴロのシュートに届かず先制を許した。

 試合開始前には熊本地震の犠牲者を悼み、両チームによる黙とうが行われた。トップチームデビュー戦となった圍は長崎出身ながら、高校時代(大津高)は熊本県で3年間を過ごし、「人として一番成長した3年間」と振り返る。今後の支援活動も考えており、特別な思いを胸に臨んだ。

 0―1で折り返した後半9分、圍は1対1になりかけた場面で素早い飛び出しからスライディングでクリアし、ピンチを未然に防いだ。しかし同15分、カウンターから全北MFイ・ジェソンに頭で押し込まれて追加点を許すと、後半ロスタイムにもダメ押しの3点目を決められた。

 勝てば12年以来、4年ぶり2度目の決勝トーナメント進出が決まったFC東京はホームで痛恨の敗戦。最終節となる5月4日、敵地でのビンズオン(ベトナム)戦に全てを懸けることになった。


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