４位目指すマンＵ、トッテナム戦へ　チーム最多得点のマーシャル「仕上げは僕ら自身の手で」

現地時間10日（以下現地時間）に行なわれるイングランド・プレミアリーグで、２位トッテナムと対戦する５位マンチェスターＵ。チャンピオンズリーグ（以下CL）出場権を懸けて負けられない試合が続くなか、FWアンソニー・マーシャルが白星に向け、気合いを込めた。

アーセナル、マンチェスターＣらを破り、直近５試合で４勝と勢いに乗るマンＵ。CL出場ラインの４位マンＣに勝ち点１差と肉薄している。今回赴くトッテナムの「ホワイト・ハート・レーン」では2012年を最後に勝ち点３を掴めていないが、対トッテナム戦ではこのところ２連勝を収めている。

しかし、相手トッテナムにもプレミア逆転優勝という目標があるため、全力で勝利を奪いにくるのは間違いない。なかでも、現在得点ランクトップを走るFWハリー・ケインは要注意。現在22ゴールの同選手は、得点ランク２位だった昨季の21ゴールをすでに上回っており、記録をさらに伸ばしそうな勢いだ。

マーシャルは「ケインは昨季、最高のシーズンを過ごしたけど、このところの活躍で、そのすごさが一段と強調されているね。見ていてとても楽しいプレーヤーだと思う」とケインを称え、「スパーズ（トッテナムの愛称）は攻撃を仕掛けながらも上手に守り、一体感を持ってコンパクトにプレーしてくる。計算しながら戦えるし、それが彼らが２位にいる理由だ」と相手にも敬意を払った。

そのマーシャルも、このところの４試合で３ゴールをマークして今季通算８得点と、チームトップのスコア。前週のエヴァートン戦では貴重な決勝弾をマークし、チームを勝利に導いた。同選手自身も「エヴァートン戦での勝利が本当に重要だった。あれで４位争いに戻ることができたからね」と語り、「仕上げは僕ら自身の手でやる」と気合いを入れていた。

なお、マンＵでは故障中のFWウェイン・ルーニー、MFバスティアン・シュヴァインシュタイガー、DFルーク・ショーが欠場見込み。ただ、DFフィル・ジョーンズはピッチに戻れそうだという。（STATS-AP）

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