43: 2016/04/06(水) 23:36:07.13 ID:RWJuklQl0.net
恩師クロップとの対決前にドルト香川が評価急上昇 トゥヘル監督が「最高の特権」と大絶賛

“クロップ・リバプール”との運命の対決を前にトゥヘル監督は記者会見に出席した。昨季までマインツを率いた指揮官はマインツ、ドルトムントとクロップ氏の後を追う格好でキャリアを積み重ねてきた。ブンデスリーガ公式ツイッター英語版は後継者の注目の会見を速報した。

「古巣にクロップ監督を迎えるのは私にとっては初めてではない。今回で6度目なのでルーティンだね」

 マインツ監督時代に5度、クロップ氏率いるドルトムントと対戦していたトゥヘル監督はユーモアを交えながらこう語った。今季ブンデスリーガ2位と好調を維持するドルトムントだが、全てが自らの功であるとは考えていないという。

「我々が今こうして存在するのはクロップとの歴史のおかげだ」と指揮官は語った。「ゲーゲンプレス」という前線から強烈なプレッシャーを掛け、高速カウンターでゴールを陥れるアグレッシブなクロップ戦術でドルトムントは欧州のエリートクラブに返り咲き、ジグナル・イドゥナ・パルクには優秀な逸材が集まった。現在の成功はクロップ氏の遺産によるところが大きいと感じている。


2日のブレーメン戦で値千金の同点弾で香川は復調

 一方、クロップ監督の愛弟子である復調の香川についてもトゥヘル監督はメディアの質問を受けて言及している。

香川を指導し、我々のチームに彼がいてくれることは最高の特権なんだ」今季後半戦にスタメンの座を失っていた「小さな魔法使い」をこう絶賛した。

 香川は今季前半戦に爆発し、オーバメヤン、ロイス、ムヒタリアンとともに「ファンタスティック4」と呼ばれた。だが、後半戦はシステム変更とパフォーマンスの低下で定位置を失った。だが、3月30日の日本代表シリア戦で2得点を決めた後、2日のブレーメン戦では途中出場で千金の同点弾を決めていた。

「今後を左右するゴール」とブレーメン戦の一撃を語っていた「小さな魔法使い」は恩師クロップの待つリバプールとの対戦を前に、トゥヘル監督の信頼を再び取り戻した様子だ。「最高の特権」と呼ばれた期待に香川は先発でピッチに立てるのだろうか。恩師クロップには恩返し弾で応えたいところだ。

hamu

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160406-00010020-soccermzw-socc
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