1: YG防衛軍 ★@\(^o^)/ 2015/10/11(日) 20:09:41.37 ID:???*.net
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5000万円で獲得した原石を磨き上げ、22億円でマンUへ

 リバプールの新監督に就任したユルゲン・クロップ監督は欧州屈指の名将という評価を欲しいままにしている。
ドルトムントで2010-11シーズンからリーグ連覇を達成し、12-13シーズンにはUEFAチャンピオンズリーグ準優勝の
実績を誇る。その手腕はもちろん、若手の育成にかけても優れた才能を持つ指揮官として知られている。

 英地元紙「リバプール・エコー」では、ドルトムント時代のクロップ監督による補強を分析。
その中で名将が「バーゲン」で獲得した5人の若き原石が紹介された。そしてドイツ人戦略家が発掘してきた
名だたる才能の中で、2010年にC大阪から獲得した日本代表MF香川真司の名前が筆頭に挙げられている。

 クロップ政権が、バーゲン価格で獲得した1人目として挙げられたのが香川だ。C大阪からわずか
35万ユーロ(約4760万円)で獲得し、瞬く間にチームのキープレイヤーになったと紹介されている。
そして12年夏に、マンチェスター・ユナイテッドへ1200万ポンド(約22億円)で移籍。退団の際、
クロップ監督と香川が抱き合って20分間も号泣したという熱いエピソードも併せて紹介されている。

 ユナイテッドで2年目以降、出場機会が減少した香川は昨季ドルトムントに復帰。
今季は、完全復活を遂げ、開幕から公式戦11連勝というスタートダッシュに大きく貢献した。

大爆発中のレバンドフスキはお買い得補強3位に

 2人目は主将DFマッツ・フンメルス。08年、7歳から過ごしたバイエルン・ミュンヘンを離れ、
クロップ監督と同じタイミングでドルトムントに加入。移籍金はわずか350万ユーロ(約4億7600万円)。
フンメルスの放出は「近年でのバイエルン最大の失敗」と言われている。

 3人目は現在、バイエルンでプレーするFWロベルト・レバンドフスキ。
2010年に450万ユーロ(約6億1000万円)でポーランドのレフ・ポズナンからドルトムントへ移籍。
リーグ連覇を果たした11-12シーズンには、22得点を挙げる活躍を見せた。
さらに翌シーズンのCL準決勝レアル・マドリード戦では、1試合4得点の離れ業も成し遂げるなど、
ドルトムントでは通算186試合103得点を決めた。今季も1試合5得点や、
公式戦5試合連続複数得点を記録するなど、世界屈指のストライカーに成長した。

 4人目はイルカイ・ギュンドアン。チームの司令塔として活躍するこの男も、
11年にニュルンベルクからわずか350万ユーロ(約4760万円)でドルトムントに加入した。
それまでチームの攻撃を司っていたMFヌリ・シャヒン(11年夏にレアルへ移籍。リバプールを経て、
13年1月から再びドルトムントへ)の穴を埋める活躍で、すぐさまチームに順応した。
今やバルセロナやマンチェスター・ユナイテッドも注目を集める選手に成長している。

 5人目は、10年にヘルタ・ベルリンからフリーで獲得した右サイドバックのウカシュ・ピスチェク。
このポーランド代表DFはクロップ体制の終盤は負傷に苦しんだが、攻撃的サイドバックとして
世界屈指の存在となった。

香川移籍時の涙の抱擁も英紙が紹介

 “名伯楽”クロップ氏の眼力と育成力を証明する成功例の筆頭として、英紙にその名前が挙げられた香川。
自ら育て上げた愛弟子がユナイテッドへ移籍する際、涙を流したエピソードが紹介されたあたりにも、
クロップ氏の指揮官としての器の大きさや、並外れた人間性の高さに対する英国内の期待感が窺える。

 獲得を熱望したサー・アレックス・ファーガソン監督が、移籍後わずか1シーズンで退任したことで、
香川のプレミアでのキャリアは苦しいものになった。だが、今季のブンデスリーガでの復活劇によって、
「名将クロップ最高の補強」という評価を、イングランドで再び手にすることになった。

http://www.soccermagazine-zone.com/archives/17477/3



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