1: 名無し@サカサカ10 2020/03/14(土) 09:11:20.28
現地時間3月7日に開催されたラ・リーガ第27節のエイバル戦で、マジョルカの久保建英は、1-0とリードして迎えた78分に右足で今シーズンの3ゴール目をゲット。チームに今季アウェー初勝利をもたらした。

 マジョルカがここ3試合で奪った全5ゴールに関与するなど、ここにきて一気に評価を高めている日本代表MFに現地も注目。スペイン紙『AS』は「クボの未来」と題して、来シーズンの“処遇”について展望している。

 周知の通り、久保は現在レアル・マドリーからマジョルカにレンタルされている。来シーズン、マドリーに復帰するのか、マジョルカでレンタルを継続するのか(1部残留が条件となるだろうが)、それとも他のクラブに貸し出されるのか、関心を集めている。

『AS』紙は、「ルカ・モドリッチの去就と、復帰が取り沙汰されているマルティン・ウーデゴー(レアル・ソシエダにレンタル中)の処遇次第」としつつ、「クボにとって最も理にかなった選択肢は、スタイルが合い、かつ欧州カップ戦に出場するチームで武者修行をすることだろう」と綴っている。

 念頭にあるのは、攻撃的スタイルで現在4位と好調を維持するR・ソシエダへのレンタルだろう。ウーデゴーがマドリー復帰となれば、同じレフティーで技巧派の久保を迎え入れられれば、ソシエダにとっても願ったりかなったりだ。

 また記事は、クボがEUパスポートを持っていないことも「状況を複雑にしている」と伝えている。ラ・リーガではEU外選手は3人しか登録できず、マドリーでは、エデル・ミリトン、ヴィニシウス・ジュニオール、そしてロドリゴのブラジル人3選手がそれに該当。

さらに今夏にはブラジル五輪代表候補のMFヘイニアルの獲得も決定している。同紙は、シーズン終盤のパフォーマンス、とりわけ4月のマドリー戦でのそれが、久保の今後に影響すると報じている。

 そして、東京五輪については、「クボは日本で歴史的な大会と見なされている東京オリンピックの象徴的な存在であり、本人も出場を望んでいる」としたうえで、「(マドリーの)ジネディーヌ・ジダン監督がプレシーズンキャンプへの参加を望めば、五輪に参加できない可能性もある」と指摘し、こう続けている。

「レンタル移籍であれば、その貸出し先の判断となる。いずれにしても、マドリー上層部の計画と新型コロナウイルスの問題もあり、クボの未来は宙に浮いている」

 コロナウイルスの影響で、28節と29節の2節分が延期になるなど、先が読めないラ・リーガの終盤戦。久保にとっては、来シーズンにマドリーでプレーできるかどうかの試金石となる重要な11試合となりそうだ。

3/13(金) 19:37配信サッカーダイジェスト
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200313-00070791-sdigestw-socc

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