1: Egg ★ 2020/03/13(金) 21:02:20.10
サッカーJリーグは4月3日(J1第6節)再開にむけて順調に動き出した。

12日の第3回、NPB(日本野球機構)との「新型コロナウイルス対策連絡会議」では会見に出席した記者全員に発熱の有無、体調などの「問診票」の提出をリクエストする念の入れよう。会見場の入り口に空港の検疫所にあるサーモグラフィーを設置して、記者だけでなく出席した幹部、関係者全員の健康状態をチェック。すべてJリーグ主導だった。

村井満チェアマン(60)は今月25日までにマスクや消毒液そしてサーモグラフィーなどの「物資を集めたい」としており「われわれは試合を行っても週2回。他のスポーツ団体が必要ならレンタルします」と困ったときはお互い様のスピリットで、この難局を乗り切る。

Jリーグでは政府のコロナ対策における『見解』を受けて公式戦延期を先月25日に即決。そこで今月18日に再開することも発表した。実はこの時も各クラブには「4月3日までの再延期もありえるという」(Jクラブ幹部)と、2段構えのリスクマネジメントを展開していた。

コロナ問題で公式戦の延期が続けば、潰れるクラブが続出するのではという危惧についても、村井チェアマンは改めて「各クラブの資金力をチェックする」とした。Jリーグではすでに10億円以上のプール金がある。また毎年全クラブに支給する分配金(J1は3・5億円、J2は1・5億円、J3は3000万円)を「前倒しをして支払う考えもある」(村井チェアマン)。例年この分配金は3回にわけて支給している。

加えて今季から新設されたスタジアム来場者やライブ配信(DAZN)の視聴実績を数値化してその比率に応じで資金を分配する「ファン指標配分金」(原資5億円)も根本的に見直す。「ファン、サポーターのみなさんが安全に観戦できるために使う」とし、ファンのコロナウイルス安全対策になんと5億円も投入するのだ。

再開し、万が一観戦者や選手から感染者が出た場合は「お客さまがどのあたりの座席に座っていたかも開示したい」と徹底した準備を今後も続けていく。

政府が19日に発表する予定の『見解』がカギになるのはいうまでもないが、複数の有力スポンサーからも「どんな形になってもJリーグを支援します」とお墨付き。選手関係者から感染者がでない限り、Jリーグの4月3日再開に向けての死角はない。(夕刊フジ編集委員・久保武司)

3/13(金) 16:56配信
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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200313-00000019-ykf-spo

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