1: 砂漠のマスカレード ★ 2020/02/26(水) 13:29:40.91
明治安田生命J1リーグ第1節、柏レイソル対北海道コンサドーレ札幌が22日に行われ、ホームの柏が4-2で快勝した。勝利の立役者となったのは昨季J記録となる1試合8得点を挙げたFWオルンガ。圧倒的なパフォーマンスで開幕戦では2ゴールを含め全4得点に絡む大活躍を見せたが、その能力、底知れなさは別格の感がある。スペイン1部でプレー経験もあるケニア代表FWの凄みに迫る。

●全得点に絡む活躍で勝利に貢献

ピッチを縦横無尽に走り回る193cm、85kgのFWオルンガ。そのスピードは、明らかに尋常ならざるものがあった。約20年にわたり、柏レイソルを取材してきた知人の地元紙記者に言わせると「完全に異質ですよね。特にあの初速、“にゅっ”と出てくるスピードは、多くのJリーグの選手は経験したことはないはず。多分、どのチームも1回対戦するまでは、なかなか対応ができないと思いますよ」と胸を張った。良質な外国人が数多く在席してきたクラブを見続けてきた目から見ても別格ということらしい。

さらに驚いたのは、柏を長年支えてきたベテランMF大谷秀和の試合後のコメント。ケニア代表FWの驚異的なプレーについて聞くと「まだ30%くらいじゃないですか? コンディションが整ってきたらもっとやれるはず」とこともなげに答えた。酸いも甘いも経験してきた人格者だけに、多少のリップサービスをしてくれた可能性もあるが、それでもこの日が特別の出来という訳ではなく、シーズンが進めば、もっともっとできるということは強く伝わってきた。

柏攻撃陣のクオリティーの高さがにじみ出た試合だった。13分にオルンガが右サイドで起点を作りパスを出すと、中央でフリーのFW江坂任がドリブルからシュートを決めて先制。その7分後には後ろからのボールに対し、凄まじいスピードで走りこんだ背番号14が、飛び出した北海道コンサドーレ札幌GKク・ソンユンより先にボールに触れて抜き去り、右足で追加点を挙げた。

2-0で後半に入ると、58分にまたもケニア代表FWが起点となり江坂が決めて3点目。とどめは爆速FWが65分、またもスルーパスを相手GKより先に収めて4点目を挙げた。終盤に札幌が地力を見せて2点を奪われたが、J1復帰初戦は4-2の快勝だった。

●オルンガには「勤勉さがある」

オルンガの持つ、圧倒的な能力の被害者となってしまったとも言えるク・ソンユン。韓国代表にも選ばれ、J屈指のGKである名手が、背番号14の凄みを語ってくれた。

「スピード以外も持っている能力はすごかった」と切り出すと、「スピード、シュート力、決定力、連係、すべて持っている能力が高かったですね。いい選手ですね。間違いないです」と、実際に戦ったからこそ分かる総合力の高さに言及した。

「身体能力、あのサイズでスピードがあって、体の強さを活かして点を取れるというのはものすごく能力が高いです。実際リーガでもやっていた選手だから力があるのは分かっていたけど」と、改めて太鼓判を押したのは大谷だ。

「本人の努力もあって日本とレイソルのサッカーにフィットしたのが去年だったと思う。文化の違いとか、食事の違いとか、だいぶ苦労したとは思いますけど、そこを馴染んできたことで、自分の能力をチームの戦術の中で発揮できるようになった。もっともっと彼は良くなると思いますね」とピッチ内外で努力を怠らない人間性にも強みがあることを明かした。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200226-00010002-footballc-socc
2/26(水) 10:12配信

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