【ドルトムント 3-2 ブレーメン ブンデスリーガ第28節】

ブンデスリーガ第28節が現地時間2日に行われ、ドルトムントはホームにブレーメンを迎えて対戦。お互いに得点を取り合う激しい試合となったが、途中出場した選手の活躍により、ドルトムントが3-2の勝利をおさめている。

前節のアウグスブルク戦で先発出場を果たした日本代表MF香川真司は、この日はベンチスタートとなった。好調を維持しているゴンサロ・カストロはスタメン起用され、調子を落としているオーバメヤンも先発出場を果たしている。

試合開始して14分、ヘンリク・ムヒタリアンの仕掛けからこぼれたボールをオーバメヤンがシュートを放つもゴール左に外れた。続く15分にはエリック・ドゥルムがDF裏に抜け出し決定的なチャンスを迎えるも、GKフェリックス・ヴィートワルトにシュートを止められ先制点とはならず。

攻勢を強めるドルトムントは19分にもオーバメヤンがシュートを放ったが、ここもGKヴィートワルトがファインセーブを見せた。その後も多くのチャンスを作ったドルトムントだが、結局1ゴールも決めることができずに前半を折り返す。

後半に入ると早速試合が動いた。53分にドルトムントはカウンターから速い攻めを見せ、最後はオーバメヤンが相手GKの頭上を越えるループシュートを流し込み先制点を決める。

しかし69分、ブレーメンのアレハンドロ・ガルベスが放ったシュートがカストロの足に当たりゴールに吸い込まれる。ほとんどチャンスのなかった相手に同点弾を許してしまった。

74分には香川がドゥルムに代わり途中出場を果たす。だが、直後にスラトコ・ユヌゾヴィッチに逆転ゴールを許してしまう。それでも77分に途中出場の香川が同点ゴールを決めた。ブンデスリーガ100試合目の出場でメモリアルゴールとなっている。
 
勢いに乗ったドルトムントは82分にも途中出場のアドリアン・ラモスが得点を決めて逆転に成功。見事にトゥヘル采配が的中する形となった。その後はドルトムントがリードしたまま試合が進み、結局ドルトムントが3-2の勝利をおさめている。シャルケがインゴルシュタットに0-3で敗れたため、ドルトムントは3位以内が確定し、来季のチャンピオンズリーグ(CL)本戦出場が確定した。

【得点者】
53分 1-0 オーバメヤン(ドルトムント)
69分 1-1 ガルベス(ブレーメン)
74分 1-2 ユヌゾヴィッチ(ブレーメン)
77分 2-2 香川(ドルトムント)
82分 3-2 ラモス(ドルトムント)
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