1: 砂漠のマスカレード ★ 2020/02/11(火) 06:53:39.77
マジョルカの久保建英(18歳)に関して、懐疑的な意見が聞こえてくる。

今シーズン、久保はレアル・マドリードと契約後、期限付き移籍でマジョルカに入団。昨年11月からはレギュラーの座を確保していた。しかし今年1月に入ってから、バレンシア戦、レアル・ソシエダ戦、バジャドリード戦と途中出場が続いている。スペイン国王杯のサラゴサ戦は先発したが、チームは精彩を欠いて敗れ、大会から姿を消した。

そして2月9日、第23節の最下位エスパニョール戦も、久保はリーグ戦4試合連続で先発から外れている。1-0とリードを許した展開で途中出場するが、チームを敗戦から救えなかった。

久保は不振に陥っているのか。あるいは限界なのか。

結論から言うが、久保自身は不振でも限界でもない。

ピッチに立った時の久保は、チームの中で格別の存在感を示している。技術的には圧倒的に優れ、それを出せるだけのパーソナリティーも誇示。特に、右サイドでボールを持った時は、相手の緊張が伝わってくるかのようで、ファウル同然のタックルを多く受けている。

直近のエスパニョール戦も、63分に途中出場すると、右サイドで起点になった。ボールを持って、巧みにリズムを作り出していた。警戒されて周りを囲まれると、左に回ってゴールラインまで侵入 終盤には2人を引きつけてファウルを得て、自ら突破し、完璧なクロスを折り返した。

しかし、チームとしての劣勢はどうにもならなかった。

実はマジョルカは、"化けの皮がはがれた"状態にある。メンバーの半数近くが、2年前まで2部B(実質3部)にいた選手だ。たとえば、(クラブ収入に応じてリーガ・エスパニョーラが使用可能額の限度を設定する)サラリーキャップでも20チーム中ダントツ最下位で、補強はままならい。そもそも戦力的に、極めて厳しい状況なのだ。

マジョルカは1部で戦うために組織力を高め、序盤戦はプレーオフからの昇格組として野心的に戦った。第9節までにエイバル、エスパニョール、そしてレアル・マドリードに勝利。クロアチア人FWアンテ・ブディミルの健闘などもあって、勢いとしぶとさでどうにかわたり合ってきた。

11月には久保がビジャレアル戦で1得点1アシスト。3-1と貴重な勝利に貢献している。ホームで勝ち点3を取れたことによって(アウェーは今も勝ち星がない)、降格圏をぎりぎり回避していたのだ。
2020-02-11_10h21_07
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200211-00885850-sportiva-socc
2/11(火) 6:00配信

https://www.youtube.com/watch?v=0L-PqLN8AgY


どうなる久保、あざやか超精度クロスもアシストならず…エスパニョール戦タッチ集 Take Kubo 08/02/2020

続きを読む