1: 久太郎 ★ 2020/01/28(火) 20:52:30.20
ザーゴ新体制の鹿島、4年ぶりに本戦出場を逃す
AFCチャンピオンズリーグ2020(ACL)は28日に東地区のプレーオフが開催。昨季の明治安田生命J1リーグで3位だった鹿島アントラーズがホームでメルボルン・ビクトリー(オーストラリア)と対戦した。

アントニオ・カルロス・ザーゴ新監督初陣となる鹿島は、新戦力6人がスターティングメンバー入り。最終ラインに奈良竜樹(←川崎F)、両サイドバックに広瀬陸斗(←横浜FM)、永戸勝也(←仙台)が入り、新外国籍助っ人のファン・アラーノ(←ケレタロ/メキシコ)と和泉竜司(←名古屋)がサイドハーフに据えられた。そして注目の最前線には生え抜きの土居聖真と、こちらも新戦力のエヴェラウド(←インテルナシオナル/ブラジル)がスタメン入りを果たした。

対するメルボルンは、今季のオーストラリア・Aリーグで8勝3分4敗の2位に位置。1月に入ってからはリーグ戦で4試合無敗と好調を維持している。鹿島戦の先発には、元浦和のアンドリュー・ナバウトや欧州経験豊富な豪州代表FWロビー・クルーズ、元デンマーク代表のヤコブ・ポウルセンらが名を連ねた。また、サブには長身FWのオラ・トイボネンも控える。

雨が降りしきるカシマスタジアムでスタートした一戦。シーズン真っ只中のメルボルンに対し、新シーズン初の公式戦となる鹿島ということもあり、メルボルンが序盤にペースを握ったが、鹿島も17分に新加入エヴェラウドのポストプレーから和泉がダイレクトボレーを放つ。これは相手GKのファインセーブに遭ったが、ひとつ見せ場を作った。

鹿島はその後も中盤のレオ・シルバを起点に長短織り交ぜたパスでメルボルン陣内へと攻め込む。両サイドバックの永戸と広瀬が高い位置を取り、攻勢に出たものの結局前半は決め手を欠いてスコアレスで終了した。

後半に入ると流れは再びメルボルンへ。51分にドリブルでカットインしたナバウトが強烈な右足シュートを放つ。これはGKクォン・スンテが右手一本ではじき出したが、鹿島にとっては肝を冷やす場面だった。

しかしその3分後、再びナバウトにボールが渡ると、今度はPA手前左から左足を一閃。シュートブロックに入った奈良に当たってコースが変わり、ゴールに吸い込まれた。鹿島は先制を許す苦しい展開となってしまった。

1点を追う鹿島は67分に広瀬のクロスに和泉が合わせるが、コースが甘くGK正面に。今度は70分に左サイドの永戸が低いクロスを送ると、これがDFに当たってゴール方向へ向かったが、GKにストップされて得点には至らず。

鹿島は72分に和泉を下げて白崎凌兵、77分にレオ・シルバに代えて伊藤翔と攻撃的なカードを切るも、メルボルンの粘り強い守備に苦戦。最後までゴールを奪えず、ホームでメルボルンに0-1と完封負け。2018年のアジア王者であり、ACL常連であった鹿島が4年ぶりにACL本戦出場を逃している。

■試合結果
鹿島アントラーズ 0-1 メルボルン・ビクトリー

■得点者
鹿島:なし
メルボルン:アンドリュー・ナバウト(54分)
2020-01-28_21h23_06
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200128-00010034-goal-socc

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