1: 名無し@サカサカ10 2019/12/23(月) 17:41:06.93
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中島翔哉はポルトに不可欠な存在へ。戦術に組み込まれた背番号10の明らかな進化

中島翔哉のポルトにおける立場が劇的に変わった。年内最終戦となった22日の試合では、これまで以上にチーム戦術の一部として機能しつつ、アシストも記録している。

 日本のファンタジスタは、試合を重ねるごとにパフォーマンスを向上させている。現地22日に行われたタッサ・ダ・リーガ(リーグカップ)のグループD第3節、シャヴェス対ポルトで、様々なものが確信に変わった。

とりわけ直近の3試合で全てに先発起用されたのが、中島とMFヘスス・コロナの2人だけだったことを考えると、背番号10の日本人アタッカーがチーム内でいかに重要な選手になってきているかが理解できるだろう。

 そして中島は、セルジオ・コンセイソン監督からの期待に応えるプレーで結果に貢献した。19日に行われたタッサ・デ・ポルトガル(ポルトガルカップ)の5回戦、サンタ・クララ戦での初ゴールに続き、シャヴェス戦では見事なアシストを記録している。

 重要な変化は、中島の特殊なプレーの傾向を戦術や組織に落とし込みつつ、味方選手たちからの理解も進んできている点だ。それはビルドアップの局面でより顕著に現れていた。

 シャヴェスに4-2で勝利し、リーグカップ準決勝進出を果たしたポルトは2019年に予定されていた全ての試合を消化した。苦しい時間が長かった中島も、ここにきて右肩上がりで周囲からの評価を高め、信頼を獲得している。

 現地メディアでは「家族が来てくれたから説」や「語学力劇的向上説」といった様々な要因が挙げられている。だが、どういう理由であれ、ピッチ内で中島がどういう特徴と考え方を持った選手であるかという理解が深まってきたことが、活躍の大きな後押しになっているはずだ。

 ピッチ上でコンセイソン監督から指示を受ける姿も様になり、試合前後に見せる表情も明るくなってきていることから、彼のポルトでの日々が充実したものになってきているのはよくわかる。

 周囲との相互理解が進み、戦術の一部として持っている武器を活用できるような調整が行われたということは、ポルトにおいて中島が欠かせない存在になっていることを示している。
この好調を年末年始の短い中断期間を挟んでも継続できるか。直近の3試合は「格下」だったため、年始の1月5日に予定されているスポルティングCP戦でどんなパフォーマンスを見せられるかが極めて重要になる。

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