1: 2016/03/24(木) 12:59:01.27 ID:CAP_USER*.net
元日本代表MF前園真聖氏(42=本紙評論家)が低迷の原因と復活の条件を提示した。

【前園真聖「ゾノの焦点」】

2016年に入ってから、香川はコンスタントに出場する機会を失っています。
毎試合、布陣や戦術を変えるトーマス・トゥヘル監督(42)の方針やチーム事情が大きく関係しているとは思いますが、自身も前半戦のようなアグレッシブでキレのあるパフォーマンスを見せられていません。

この不振の原因はメンタル面にあると考えています。
彼の場合、調子を落とすと、プレーもどことなく自信なさげで消極的。

それが表情にまで露骨に表れ、チャンスの場面でチームメートが香川にパスを出すのをちゅうちょしてしまい、悪循環に陥るわけです。

試合に臨むときは、やはり自信を持ってピッチに入らなければ、戦えません。
そこはエースのFW本田圭佑(29=ACミラン)と明らかに違う部分であり、香川にとっての弱点とも言えます。

試合に出られずに調子を落としていたマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)時代もまったく同じでした。

今回のメンバー発表の際、バヒド・ハリルホジッチ監督(63)が10番に対し「A代表でも(ポジションを)奪えるかまだわからない」「清武(弘嗣、26=ハノーバー)と競争しないといけない」とあえて厳しい言葉を並べたのも、自信のなさを見抜いていたのでしょう。少し突き放した言い方で、強いメンタルを引き出そうとしたのかもしれません。

もともと持っている力やスキルがなくなったわけではありません。
調子がいいときは、プレーに自信がみなぎっていました。精神的に“打たれ弱い”部分があり、少しでも指揮官の信頼が薄れると下降線をたどるのですが、できれば復活の足がかりをつかめるはずです。

その自信を取り戻すには、やはりゴールなどの目に見える結果が必要。
今回の予選で得点して、低迷打破のきっかけにしてほしい。

長年一緒に戦ってきた気心の知れた選手ばかりなので、普段通りのプレーを見せれば問題はないでしょう。

東スポWeb 3月23日(水)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160323-00000033-tospoweb-socc

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