1: U-名無しさん@実況・\(^o^)/ 2016/03/18(金) 17:11:58.47 ID:CAP_USER*.net
no title ■久々に復帰した川島は三番手争いから再出発か。
 24人の顔ぶれを見れば、これまでのハリルジャパンを構成する多くのコアメンバーが選出された。U-23代表のポルトガル遠征と時期が重なり、遠藤航や南野拓実らは選外となったが、欧州組が13人、国内組は11人という割合で、概ね想定内の選手がロシア・ワールドカップ2次予選の残り2試合に挑むことになる。

 2016年の最初の代表活動で対戦するのは、アフガニスタン(3月24日)とシリア(3月29日)だ。シリアとは無条件で予選突破が決まるグループ1位を争う戦いとなるはずで、是が非でも勝利が必要となる。もちろん、力の劣るアフガニスタンに負けるわけにはいかず、2連勝をノルマに設定し、確実に勝点6を積み上げて最終予選進出を決めたい。

 以下、基本システムの4-3-3に沿って、各セクションの序列を考察していく。

【GK】
◎東口順昭(G大阪)/○西川周作(浦和)/△川島永嗣(ダンディー・ユナイテッド)/△林 彰洋(鳥栖)/

 まずGKから見ていくと、今回は4人が選ばれている。3月の候補キャンプにも名を連ねていた東口、西川、林のほか、これまでは所属クラブが決まらずに招集が見送られていた川島が、約9か月ぶりの復帰を果たした。

 ただ、現時点での序列では、林と三番手を争う位置付けか。コンディションが万全でなく、今回の3月シリーズでも「フィジカル状態を把握するために招集した。プレーしないかもしれない」とハリルホジッチ監督は語っており、過去2度のワールドカップで正GKを務めてきた男も、今は「先発を奪う立場」(同監督)だと言う。

 レギュラーの座を争うのは、東口と西川のふたりだが、東口がややリードか。西川はリーグ戦の磐田戦で凡ミスから失点を献上。対する東口について、ハリルホジッチ監督は起用を示唆する発言をしており、さっそくアフガニスタン戦で先発する可能性は決して低くないだろう。

※凡例:◎=スタメン候補 ○=準レギュラー △=バックアッパー

■ CBは“本命不在”の三つ巴の争いに?

【DF】
CB)
○森重真人(FC東京)/○吉田麻也(サウサンプトン)/○槙野智章(浦和)/△昌子 源(鹿島)
右SB)
◎酒井宏樹(ハノーファー)/△酒井高徳(ハンブルク)
左SB)
◎長友佑都(インテル)/△藤春廣輝(G大阪)

 CBの主軸はこれまで吉田が担ってきたが、クラブでは絶対的なレギュラーではなく、先発を外れる試合も少なくない。一方、ここ最近では、元セレソンのジョーと渡り合ったACLの江蘇蘇寧戦など、高いパフォーマンスを見せている森重をハリルホジッチ監督は高く評価。さらに、指揮官が重視する“デュエル”でより強さを発揮する槙野の存在もあり、CBは“本命不在”のポジションと言っていいかもしれない。この3人を追う昌子はさらなるアピールが必要だろう。

 欧州組同士で争う右SBは、残留争いに苦しむチームで奮闘を見せる酒井宏を一番手に。酒井高は3月13日のレバークーゼン戦で先発出場を果たすも、前半のみで交代させられるなど、コンディション不良が懸念される。合流するまでにどこまで回復できているかが焦点となる。

 左SBは長友が実力、経験ともに藤春を大きく上回る。もっとも、藤春のスピードを活かした攻め上がりはハリルホジッチ監督も認めており、チャンスを得られれば、持ち味の攻撃センスを見せつけて好アピールにつなげたい。

>>2以降につづく

SOCCER DIGEST Web 3月17日(木)配信
⇒【日本代表】3月シリーズに挑む24人の「全ポジション序列争い」をチェック!……(サカダイ)

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