1: ニライカナイφ ★@\(^o^)/ 2016/03/13(日) 04:22:51.83 ID:CAP_USER*.net
◆韓国-ベトナム戦、4万人収容にたった99人…女子サッカー最終予選の“お寒い”観客動員 もっと工夫はなかったのか!?

2月29日から3月9日まで大阪で開かれたサッカー女子リオデジャネイロ五輪アジア最終予選。
日本代表「なでしこジャパン」の最終戦となった9日の北朝鮮戦(キンチョウスタジアム)には、日中から雨が降り続く悪条件にもかかわらず、4766人の観客が詰めかけた。
水曜日のナイター、しかも両チームとも予選敗退が決まっている“消化試合”にもかかわらず5千人弱が集まったのは、「なでしこジャパン」のひたむきさを応援しようと駆けつけた日本のサポーターもさることながら、“安定”した動員力を誇る北朝鮮の応援団が相当数いたからだ。

同日の午後4時35分からヤンマースタジアム長居で行われた韓国-ベトナム戦の観客は、アジア・サッカー連盟(AFC)のマッチリポートによると、わずか99人だけだった。
2002年ワールドカップ(W杯)日韓大会の会場でもあった4万人収容のスタジアムで観客が100人未満の状態を想像してみよう。
空席が目立つどころではない。ほぼ無観客試合だ。

ちなみに、「なでしこジャパン」と北朝鮮の観客数を試合ごとに示すと、「なでしこジャパン」は初戦のオーストラリア戦が4988人、第2戦の韓国戦が5605人、第3戦の中国戦が6959人、第4戦のベトナム戦が3418人。北朝鮮は初戦の韓国戦が2000人、第2戦の中国戦が463人、第3戦のベトナム戦が996人、第4戦のオーストラリア戦が900人となっている。

他のカードは、中国-ベトナム369人、オーストラリア-ベトナム129人、韓国-オーストラリア1149人、中国-韓国451人、オーストラリア-中国250人。

「なでしこジャパン」以外の試合で観客数が1000人を超えたのは、韓国-北朝鮮の南北対決と、韓国に五輪切符の可能性が残っていた韓国-オーストラリア戦の2試合しかなかった。

“興行的”な観点からいえば、悲鳴を上げたくなる数字と言っていい。
別の見方をすれば、これがアジア、ひいては日本における女子サッカーの人気度を如実に表していると言えるのかもしれない。
AFCはこの数字を一体、どう考えているのだろう。

もっとも、同情すべき点は多々ある。
試合のあった2月29日、3月2日、4日、7日、9日はいずれも平日。
特に観客数が少なかった午後4時35分キックオフの試合は、足を運びにくい状況にあった。

一方で夜は寒く、ナイター観戦はつらいシーズンでもある。
中1~2日の過密日程で、次から次へと試合が行われ、慌ただしさが大会を盛り上げる上でマイナスに作用した面もあったように思う。

過密日程については以前に書いたので触れないが、せめて土日に試合を行うことはできなかっただろうか。
「なでしこジャパン」以外の試合で観客を増やす工夫はなかったのか…。

「なでしこジャパン」が4大会連続となる五輪出場を逃したことで、日本の女子サッカー界が再び冬の時代に突入するのではないかと危惧(きぐ)されている。
そうならないようにするには、できるだけ多くの人にスタジアムに来てもらい、女子サッカーの魅力を知ってもらうことが大切だ。
女子サッカーを文化にしようと、いくら選手たちがプレーで頑張っても、観客動員を図る側が手をこまねいていたら、地位は向上しないのではないか。

写真:2000人が観戦した「南北対決」でもこの状態。空席が目立つ=ヤンマースタジアム長居
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産経WEST 2016.3.11 11:00
http://www.sankei.com/west/news/160311/wst1603110013-n1.html

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