1: 砂漠のマスカレード ★@\(^o^)/ 2016/03/08(火) 18:34:07.03 ID:CAP_USER*.net
サッカー日本女子代表「なでしこジャパン」がリオデジャネイロ五輪出場を逃した。

大阪で行われた最終予選で、初戦の豪州に1-3で敗れて雲行きが怪しくなると、続く韓国戦では終盤に追いつかれて1-1の引き分け、
そして3戦目の中国戦に1-2で敗れ、事実上の敗退が決まった。
選手たちは「最後まで、なでしこらしいサッカーをやろう」と、もう一度モチベーションを高め、4戦目のベトナム戦は6-1で勝利。何とか面目を保った。

それにしても、ふがいない。大会前の前評判では「女子は余裕。
男子は厳しいのではないか」という見通しが一般的だった。男子は中東・カタールでの集中開催。
それに対し、女子は大阪で行われる“地の利”もあったはずだ。
それにもかかわらず、豪州や中国には完全な力負け。ちょっと意外な感じがした。

男子を率いた手倉森誠監督(48)も、なでしこ敗退にはショックを受けたようで「
サッカーでは何がおこるか、わからない。巡り合わせというのも、あるのかな」と女子を気遣った。

韓国メディアは「時代遅れのパスサッカー」などと、こぞってなでしこを酷評。
たしかに、マンネリ化した戦術とベテラン頼みのサッカーは世界に研究され尽くしたことは事実だろう。
佐々木則夫監督(57)が世代交代に失敗したということも、今回の敗退につながった。

ただ、2007年12月に佐々木監督が、なでしこジャパンを率い、女子サッカーが急成長をとげた事実も忘れてはならないだろう。
東アジア杯では08、10年に優勝。09年にU-20アジア女子選手権でも優勝。
10年アジア競技大会も制覇。
そして11年のドイツW杯で、アジア初の優勝を勝ち取り、12年ロンドン五輪では銀メダルを獲得。11年には、FIFAバロンドール女子最優秀監督にも輝いた。

日本に「女子サッカーの文化」を根づかせた最大の功労者だろう。それが、たった一度の敗退で、すべての栄光が失われてはならない。

昨季限りで現役を引退した澤穂希さん(37)の存在が大きかったのかもしれない。
プレーももちろんだが、「苦しいときは、私の背中を見て!!」と、選手を鼓舞する精神的支柱がいなくなったことは、確かに痛かった。

今後はいかに、なでしこジャパンを立て直すのか。そこが重要だろう。
佐々木監督の退任は決定的だが、次の代表監督にかかる責任は重大。
ここまで築いた「女子サッカー文化」を継承していってほしい。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160308-00000536-sanspo-socc
サンケイスポーツ 3月8日(火)17時38分配信

http://amd.c.yimg.jp/im_siggnyfAox_BupVnSzEYlrKGFw---x400-y284-q90/amd/20160308-00000536-sanspo-000-1-view.jpg
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