10: 久太郎 ★ 2019/08/02(金) 21:00:04.37

神戸がイニエスタ&増山弾で連敗脱出…G大阪はパトリック復帰弾も追いつかれドロー

明治安田生命J1リーグ第21節が2日に行われ、ヴィッセル神戸とガンバ大阪がノエビアスタジアム神戸で対戦した。

神戸は前節からスタメンを5人変更。ビジャがコンディション不良によりベンチ外となったほか、新加入のトーマス・ヴェルメーレンもメンバー入りしなかった。一方で横浜F・マリノスから加入した飯倉大樹が先発入り。アンドレス・イニエスタに加えてセルジ・サンペールがリーグ戦5試合ぶりの出場を果たした。

一方のG大阪は、今夏に復帰したパトリックと宇佐美貴史が先発入り。宇佐美は前節の名古屋グランパス戦でいきなりゴールを決めており、2戦連続弾に期待がかかる。

立ち上がりからボールを保持したのは神戸だが、先手を打ったのはG大阪だった。

G大阪は8分、自陣から矢島慎也が正確無比なロングボールを送ると、裏に抜け出したのは倉田。完璧なトラップでボールを収めて右足で流し込んだ。このゴールはG大阪にとってJ1通算1500得点のメモリアル弾となった。

その後はイニエスタとサンペールを中心に中盤から組み立てる神戸がポゼッションを高める。対するG大阪はパトリックと宇佐美がしきりに裏へ飛び出す姿勢を見せる。31分にはパトリックから宇佐美へとつないで、最後はグラウンダーのシュートを放つが、これはGK飯倉がストップした。

後半に入ると、G大阪がチャンスをモノにする。53分、カウンターから倉田がパトリックへ展開すると、最後はGK飯倉をかわしてフィニッシュ。パトリックの復帰弾でG大阪が22点のリードを奪った。

G大阪は64分にそのパトリックに代えて遠藤保仁を投入。39歳の遠藤は公式戦通算1000試合出場を達成。日本人では初の金字塔を打ち立てた。

後半の飲水タイムを過ぎたあたりから神戸が盛り返す。78分にイニエスタからの縦パスを受けた古橋亨梧がPA内で倒され、PKを獲得。このPKをイニエスタ自身が決めて神戸が1点差に詰め寄った。

さらに神戸は84分、左サイドから初瀬亮がクロスを送ると、逆サイドの西大伍へと流れる。西はわずかな隙を突いてクロスを送り直すと、ファーサイドで増山朝陽が豪快なヘディングシュートを叩き込み、神戸が同点に追いついた。

勢いづく神戸はその後、イニエスタ、田中順也に決定機が訪れるが、逆転はならず。試合はそのまま終了。白熱の“神阪ダービー”は2-2のドロー決着となった。神戸はリーグ戦連敗を3でストップ、G大阪は2試合連続引き分けとなった。


■試合結果
ヴィッセル神戸 2-2 ガンバ大阪

■得点者
神戸:アンドレス・イニエスタ(79分)増山朝陽(84分)
G大阪:倉田秋(8分)パトリック(53分)
2019-08-02_21h13_45
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190802-00010024-goal-socc

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