1: 幻の右 ★ 2019/07/28(日) 18:11:07.75
[Rakuten CUP]ヴィッセル神戸0-2バルセロナ/7月27日/ノエビアスタジアム神戸

「バルサ化」を掲げる神戸が、“本家”の胸を借りたこの試合で、もっとも注目を浴びたのは、もちろん神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタだ。

下部組織時代を含めて22年間に渡って在籍した“心のクラブ”と初めて対戦した35歳の名手は、元同僚たちの虚を衝く好パスを連発。劣勢のチームの中で、やはり違いを見せつけた。

試合前、プレー以外に関心を集めていたのが、「イニエスタが誰とユニホームを交換するのか」だ。

数日前に、スペイン紙『AS』のハビエル・ミゲル記者が直撃したところ、「いま言えるのは、3人からリクエストが来ているってこと。誰にするかは……まだ言えないな」と、はぐらかしていた。

そのイニエスタは前半45分のみのプレーで交代。記者席から見る限り、試合後に誰かとユニホームを交換している様子は見られなかった。

ミックスゾーンで記者に取材に対応したイニエスタは、「誰とユニホームを交換しましたか?」という問いにこう答えた。
 
「バルサのほとんど全ての選手からユニホームをもらった。ヴィッセルのチームメイトのためにね。あとでみんなに配るつもりだ。幸運にも、僕はバルサで長年プレーした。神戸の選手にとっても、一生の想い出に残る1日にしてもらいたいと思ってね。そのためにリュックを持ってきた。もらったのは全部で20枚ぐらいかな」

残念ながら、イニエスタのシャツを誰に渡したかは明言しなかった。ただ、神戸の選手のためにここまで粋な計らいをする男だ。少なくともリクエストがあった3人の分は、用意していたのではないだろうか……。

取材・文●江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)
協力●下村正幸

7/28(日) 17:53
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https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190728-00062064-sdigestw-socc

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