1: 動物園φ ★@\(^o^)/ 2016/03/01(火) 20:10:13.09 ID:CAP_USER*.net
【インタビュー】ACL王者として再びクラブW杯の舞台へ…広島・森保監督「チーム一丸となって頂点を目指したい」

2016.02.29. 16:18

――昨シーズンは明治安田生命Jリーグチャンピオンシップ(CS)王者に輝き、FIFAクラブワールドカップ(FCWC)で3位に入りました。新シーズンに向けてはどういうテーマ、目標を立てたのでしょうか?

森保一監督(以下、森保) 昨シーズンは12月にチャンピオンシップがあってJリーグで優勝。そこからFCWCで3位に入ることができました。天皇杯でも頂点を目指して戦いましたが、残念ながら12月29日の準決勝でシーズンが終わってしまい、そこからちょうど3週間くらいのオフに入りました。今シーズンに向けてまず考えたことは、私が監督になって2012年、2013年にリーグ連覇した後のシーズンのことです。やはり対戦相手が我々のサッカーを分析、研究してきますし、高いモチベーションで試合に臨んでくる。非常に難しい戦いになります。そしてJリーグとAFCチャンピオンズリーグ(ACL)を平行して戦う厳しいスケジュールの中で、海外を含めたタフな移動をしながら、アジア各国の強豪チームと対戦しなければならない。ピッチ内外で疲労しながら戦い続ける覚悟も必要です。新しいシーズンに向けて、いろいろとバージョンアップを考えなければとは思いますけど、相手の対策や高いモチベーションを考えると、昨シーズンのクオリティを維持することも簡単ではありません。それは過去の優勝で分かっているので、まずは自分たちがすべての部分でクオリティを上げることが必要です。そこでやっとギリギリの戦いができるくらいでしょうし、メンタル的にタフな戦いになることも準備しなければいけない。ただ、私が監督になって4年間で3度のJリーグチャンピオンを獲得していることで、今シーズンもファン・サポーターの皆さんは大いなる期待をしてくれていると思うので、さらなる高みを目指したいと考えています。

――その中で監督としては具体的にどんな部分を上積みしていきたいと考えていますか?

森保 昨シーズンは数字だけを見たら、勝点、得点数、失点数などJリーグ歴代最高の成績を出しています。ただ、同じメンバーならバージョンアップを考えられますが、21ゴールを決めて得点ランキング2位に入ったドウグラスが移籍してしまったので、新たな選手を入れて構築していくところから始めなければいけない。あまりバージョンアップを考えるより、まずはしっかりとベースの部分を作り上げていくことが必要だと思っています。総合力を高めるためには、どんな組み合わせでも意思疎通をできるようにしなければいけませんが、"阿吽の呼吸"はそんな簡単に作れるものではないです。でも、難しさを分かっている中で、選手たちには「お互いのイメージを合わせて、息の合ったコンビネーションで崩せるようにしよう」と話しています。各ポジションでポジション争いが激しくなっていますので、選手たちには各自の良さを出すことと、チームコンセプトをしっかり発揮することの両立を伝え続けようと思っています。

――今シーズンは分厚くなった選手層でAFCチャンピオンズリーグに臨むことになります。

森保 昨年、FCWCにJリーグ王者として開催国枠で出場しましたが、あの大会にはやはりアジア王者として出たいと感じました。もちろん簡単な戦いではないですし、クラブとしても過去3度のACLで最高成績は2014シーズンのベスト16止まり。まずはこの壁を破って、また一つクラブの歴史を塗り替えたい。その上でアジアの頂点を目指していきたいと思っています。

http://www.soccer-king.jp/sk_column/article/404054.html

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