1: ラッコ ★ 2019/06/18(火) 16:55:52.57
英国人が見たチリ戦。「『大人対子ども』の試合」「上田綺世の交代は反対! その理由は…」【コパ・アメリカ】

日本代表は現地時間17日、コパ・アメリカ2019(南米選手権)・グループリーグC組第1節でチリ代表と対戦し、0-4で敗れた。

この試合中、日本サッカーに精通するイングランド人ライターのショーン・キャロル氏に随時話を聞いた。(語り手:ショーン・キャロル)

■「大きな舞台で冷静にプレーが出来るかどうか」

――おはようございます!朝早いですが、よろしくお願いします!
「おはようございます!」

――スタメンが発表されました。GK大迫敬介、DF原輝綺、杉岡大暉、MF中山雄太、FW前田大然、上田綺世が日本代表初出場となります。2連覇中のチリが相手ですが、どのようなところに注目しますか?
「一番大事なことは、このような大きな舞台で冷静にプレーが出来るかどうかだね。相手はいつもよりアグレシッブで速いと思うし、雰囲気も全然違うので、とりあえず落ち着いてプレーして欲しい」

――立ち上がりは特に注目ですね。初出場の選手の中で、注目の選手はいますか?
「前田ですね。僕はだいぶ前から好きな選手です。彼の積極的さとスピードはチームに非常にプラスになると思います」

――立ち上がりはどのような印象ですか?
「立ち上がりは完璧ですね。落ち着いてボールを回して、攻撃も積極的なので、ここまではチリを上回っている。でも、チリはもちろん少しずつ良くなるので、このレベルでプレーし続かないといけない」

■「今日はマンチェスター・ユナイテッドのサンチェス」

――久保建英や中島翔哉はドリブルで積極的に仕掛けています。
「そうですね。もちろん2人は素晴らしい。バリエーションがあるので、カウンターでもチャンスを作れそうです」

――原は19分に、中山は21分にイエローカードをもらってしまいました。
「中山はラッキーだね! そのファウルはレッドじゃない?」

――原はアレクシス・サンチェスとのマッチアップで苦労しそうですね。
「原は忙しそう。サンチェスは有名ですが、ここ1年半は調子もコンディションも良くなかったので、そんなに怖くないと思います。集中して対応できれば彼はすぐフラストレーションが溜まると思います」

――サンチェスが連続で2本シュートがありました。あのミドルシュートはクラブで何度も見たことがあります。
「でも、点を取りそうじゃなかったね! やっぱり今日はアーセナルで活躍したサンチェスじゃなくて、マンチェスター・ユナイテッドのサンチェスがいるかな」

――前半は30分を過ぎましたが、ここまでの試合の内容はどうでしょうか?
「ハーフタイムまでにゼロを抑えて欲しいですね。あ、しまった…」

――日本は41分に失点。嫌な時間ですね。
「マークも甘かったし、大迫の動きは少し良くなかった。日本は典型的なセットプレーから失点してしまいました」

■「上田綺世はメンタルが強そう」

――上田が決定機を迎えましたが、ゴールとはなりませんでした。
「これは決めるべきだった。このような大会では、あのチャンスは絶対に活かさなきゃね」

――前半は0-1で終わりました。前半戦の感想を教えてください!
「立ち上がりは非常に良かったが、さっき言った通りに主導権を失って、最後の25分はあまり良くなかったですね。失点シーンも残念だし、さっきの上田が決め切れなかったチャンスも大きいです」

――そうですね…。
「でも、このまえ上田のインタビューをみたんだけど、彼は非常にメンタルが強そうです。もちろんこのような大会では10回もチャンスは来ないけどね(笑)」

――主導権を握るためには誰がカギになりそうですか?
「中盤の選手ですね。柴崎岳と中山はもう少しスムーズにディフェンスから攻撃へのスイッチにならないといけない。出来るだけ早く2列目の選手にボールを出して欲しい」

>>2-5あたりに続く)

フットボールチャンネル 2019年06月18日(Tue)11時24分配信 text by 編集部
https://www.footballchannel.jp/2019/06/18/post326708/
画像:日本代表のスターティングメンバ―
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