1: Egg ★ 2019/06/08(土) 17:16:53.02
釜本邦茂【ズバッと言わせてもらう!】

注目度NO.1の久保建英 各メディア“移籍狂想曲”の異常ぶり

時代が平成から令和に変わっても、残念なことに日本代表は代わり映えしなかったね。5日のトリニダード・トバゴ戦を見ながら、つくづくそう思ってしまった。

守備を固めた相手に対してどう崩し、どうゴールを決めるか?

日本代表の長年の課題を改めて突き付けられてしまった。数えきれないほどのシュートチャンスをつくり、実際に放ったシュートは25本! 相手の5倍ものシュートを打ちながら、結局はスコアレスドロー決着である。

まず「攻撃の組み立てに創意工夫」が足りなかった。相手の強固なブロックを崩すのに横パスばかりでは難しい。臨機応変に鋭い縦パスを入れるとか、左の中島、右の堂安にボールが入ったら左SB長友、右SB酒井が果敢にサイドを駆け上がるとか、そうした<ひと手間>がなかった。

1トップのFW大迫は……独ブンデスリーガの名門でレギュラーなんだよね? と聞きたくなるような<存在感の薄さ>だった。もっと<オレが攻撃の中心!>という雰囲気を醸し出すべきだ。

周囲の攻撃系の選手にお膳立てしてもらうのではなく、自分からアクションを起こしてボールを引き出し、自分の望んだタイミングでボールが出てこなかったら、怒りをあらわにしてもいいと思う。試合の経過とともに日本の攻撃が手詰まりとなり、スタジアムに詰め掛けたサポーター、テレビ桟敷で応援していたファンの誰もが「ここでバルセロナ育ちの久保が登場したら……」と思ったんじゃないのかな? 

FIFA(国際サッカー連盟)の規約が「公式戦にならって国際親善試合でもベンチ入りメンバーの上限は23人」となった。初招集組のMF久保とDF中山がベンチ外というのも致し方ない。しかし、彼ならではの独創的なプレーで攻撃にアクセントを加えれば<ゴールが生まれるかも知れない>と思ったのも事実である。9日には仙台でエルサルバドル戦が行われる。「久保が見たい」と思われないように攻撃陣は奮励努力せよ! とエールを送りたい。

(釜本邦茂/日本サッカー協会顧問)

2019年6月8日 9時26分 日刊ゲンダイ
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http://news.livedoor.com/lite/article_detail/16586890/

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