1: 久太郎 ★ 2019/06/07(金) 14:11:28.81 ID:BqDnoSoA9
D8cN-BxWsAEBMLg[1] サッカー日本代表は6日、愛知県内でエルサルバドル戦(9日、宮城・ひとめS)に向けた練習を行った。

 戦術練習が今合宿で初めて公開され、5日のトリニダード・トバゴ戦(0△0)でベンチ外だったMF久保建英(18)=F東京=が別格の動きを披露。約80分のトレーニングで感じた18歳の可能性を、岡島智哉記者が「見た」。チームは練習後に空路で宮城へ移動した。

 埋もれるどころか、頭一つ抜けていた。ついに公開された久保とA代表選手が共演するトレーニング。久保のポテンシャルは、こちらが思っている以上にすさまじかった。

 変則的な3対2のシュート練習では、独特な間とキレで次々とネットを揺らした。7対6のゲームでも南野や香川らと呼吸を合わせて攻撃を活性化。時に時間を止めて味方を走らせ、時にワンタッチで相手を抜き去り攻撃を加速させた。会場で見届けたファンの反応は、黄色い歓声1割、驚きのため息9割というところだったか。

 A代表に初招集されても、全く目立てない国内組選手を何人も見てきた。ある選手が「通用しない。異次元」と漏らしたのを聞いたこともある。日本人のトップ二十数人が集まる場。使える選手かそうでないかは首脳陣の判断になるが、取材する我々から見ても「うまいか下手か」は、案外あっさり分かってしまう。違いが出るのはパスや判断の速度。本当の「うまい」選手がすぐ横にいるため、どうしても実力不足が際立つ。だが香川、岡崎、原口、南野らと共演したこの日の久保は「うまい」選手だった。

 何が「うまい」のか。選手によって意見は割れる。中島は「すごく賢い」と表現し、南野は「シュート技術、ボールタッチが他とは違う」と話す。久保が日本人で初めて目標に掲げた元日本代表MF中村憲剛(38)=川崎=は「とにかく頭と技術」と言う。

 総じて言えるのは「落ち着き」か。常に頭が整理されており、アイデアと選択肢が豊富だ。右か左か、急ぐか待つか、打つか打たないかの判断が絶妙。落ち着きが賢さを生み出し、技術を光らせ、アイデアを導く。

 この「落ち着き」こそ、今の代表に最も足りない要素だ。トリニダード・トバゴ戦はシュート25本で無得点。良く言えば躍動感あふれる流動性があるが、悪く言えば落ち着きのない個人技頼みの一本調子。状況を冷静に俯瞰(ふかん)できる久保が入れば、攻撃の引き出しは格段に増えるはずだ。

 森保一監督(50)は南米選手権が控える久保の体調面を考慮し、次戦も起用見送りを示唆している。まだ18歳。パワー不足は否めないし、手放しで褒めたたえることは控えたい。だが、うまいものはうまい。18歳の将来性と日本代表の可能性を感じずにはいられない80分だった。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190606-00000351-sph-socc

引用元: http://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1559884288/

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