1: U-名無しさん@実況・\(^o^)/です 2016/02/25(木) 20:57:15.84 ID:CAP_USER*.net
試合後、アバーテが本田について聞かれ……。
 王者ユベントスと熾烈な首位争いを続けるナポリを相手に、アウェーでドローに持ち込めたのは個々の献身性に立脚した現在のチーム戦術の賜物だ。そして、そのシンボル的存在が背番号10であることはチームメイトにとってもはや自明であり、地元メディア上でも“ミランの4-4-2の要は本田であり、彼抜きで100%機能させることは難しい”という見方が固まりつつある。

 だからこそ、右サイドで本田と前後のコンビを組むDFアバーテが試合後に語った言葉は興味深かった。

 「チームは今とてもまとまっている」と満足げなアバーテに、SKYイタリアから試合終了間際の攻撃についての質問が飛んだ。

 88分、カウンターの好機に本田がシュートを打った場面のことだ。「(本田に)自分へパスを出せ、とは思わなかったか? という質問だった。

「彼の判断を尊重する。めちゃくちゃ助けられてる」
 本田のミドルシュートは鋭くゴール右隅へ飛んだが、GKレイナに惜しくも弾かれた。そのとき、右サイドを上がっていたアバーテは完全にフリーで、本田が彼へパスを出していれば、PA内にいたFW2人へクロスを上げられる絶好のポジションにいた。

 アバーテは「そりゃ、出してくれたらいいな、とは思ったよ」と苦笑しながら返答した。そして、真顔になって続けた。

 「でも、ケイスケには何も言えないよ。あの場面でシュートを選択した彼の判断ももちろん尊重する。彼にはその前に、試合中ずっと守備でめちゃくちゃ助けられてる」

 おそらくそれはチーム全体の共通認識だろう。

 4カ月前から本田とミランは変わった。次節の相手トリノとは、前半戦のカードで1-1だった。本田の出場時間はわずか6分だった。

 今度は白星で意趣返ししなくてはならない。

 本田もそう考えているはずだ。

(「セリエA ダイレクト・レポート」弓削高志 = 文)

Number Web 2月24日(水)7時1分配信 全文はリンク先で 
⇒「ずっとめちゃくちゃ助けられてる」アバーテが本田圭佑に向ける“尊重”。(Number)


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