サッカー


バイエルン 5ー1 フランクフルト

【得点者】
4分 1-0 キングスレイ・コマン(バイエルン)
50分 1-1 セバスティアン・ハラー(フランクフルト)
53分 2-1 ダヴィド・アラバ(バイエルン)
58分 3-1 レナト・サンチェス(バイエルン)
72分 4-1 フランク・リベリー(バイエルン)
78分 5-1 アリエン・ロッベン(バイエルン)

【スターティングメンバー】
バイエルン(4-2-3-1)
ノイアー;キミッヒ、ジューレ、フンメルス、アラバ;チアゴ、ゴレツカ(37分 レナト・サンチェス);ニャブリ(67分 ロッベン)、ミュラー、コマン(61分 リベリー);レヴァンドフスキ

フランクフルト(3-5-2)
トラップ;長谷部、ヒンテレッガー、アブラーム;フェルナンデス、デ・グズマン(46分 ハラー)、コスティッチ、ガチノヴィッチ、ダ・コスタ;レビッチ(64分 トロ)、ヨヴィッチ


ブンデスリーガ最終節が行われ、バイエルンがフランクフルトと対戦した。

 スコアは試合開始早々に動く。4分、勝てば無条件でブンデスリーガ優勝が決まるバイエルンは右サイドを華麗なパスワークで崩すと、最後は逆サイドでフリーとなったキングスレイ・コマンが冷静に流し込んだ。

 その後もバイエルンが主導権を握り、コマンやロベルト・レヴァンドフスキが相次いで決定機を迎えるが、好セーブを連発するGKケヴィン・トラップを中心にフランクフルト守備陣が水際で防ぐ。

 28分、カウンターからセルジュ・ニャブリが持ち込んで左足シュートを突き刺すが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)によってその前にオフサイドがあったことが判明し、ノーゴールとなる。

 同点に追いつきたいフランクフルトは後半開始と同時に、リーグ戦ここまで14得点を挙げているセバスティアン・ハラーを投入する。すると50分、CKのこぼれ球をそのハラーが押し込んで同点。フランクフルトの交代策が功を奏した。

 しかし直後の53分、トーマス・ミュラーのミドルシュートをトラップが弾いたところボールを、ダヴィド・アラバが押し込んでバイエルンが再び勝ち越しに成功した。さらに58分には途中出場していたレナト・サンチェスが巧みな切り返しから右足でネットを揺らして突き放す。

 72分には今シーズン限りでの退団が決定しているフランク・リベリーが、持ち前の左サイドからのドリブル突破で2人を抜いてチップキックでゴール。さらに78分には同じく退団が決定しているアリエン・ロッベンがアラバの折り返しを左足で流し込んで5点目。クラブを長きにわたって支えてきた“ロベリー”がバイエルン最後のリーグ戦でアベック弾を記録した。

 バイエルンはゴールラッシュでフランクフルトを下し、史上初となるブンデスリーガ7連覇を達成した。

 また、国内2冠の可能性も残しており、25日に行われるDFBポカール決勝で3年ぶりの優勝を懸けてライプツィヒと対戦する。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190519-00938398-soccerk-socc




サッカー


最終節勝利も一歩及ばず…ドルトムント、7季ぶり優勝逃す。バイエルンとの直接対決大敗が響く


最終節を前に首位バイエルン(勝ち点75、得失点差+52)と2ポイント差。逆転優勝へ向けて希望を残すドルトムント(同73、得失点差+35)。チャンピオンズリーグ(CL)出場権争いを繰り広げるボルシアMGのホームに乗り込んだ。今季最終戦では、出場停止明けのロイスが先発に復帰。ドルトムントラストマッチとなったプリシッチもスタメンに入り、最前線はゲッツェが務めた。一方のボルシアMGは、ドルトムントへの移籍が噂されるT・アザールがメンバーに名を連ねている。

序盤は大歓声を受けるボルシアMGが攻勢。12分にはT・アザールのパスからトラオレがコントロールされたシュートを放ったが、惜しくも枠に嫌われた。勝たなければならないドルトムントは前半中盤過ぎからはボールを握って攻めるが、なかなか決定機を作れない。40分過ぎにはロイスがボックス内にドリブルで侵入し、倒れたがビデオ判定の結果でもPKとはならず。

しかし45分、ドルトムントが先制に成功する。丁寧なビルドアップから左サイドに飛び出したロイスがクロスを送ると、一度はブロックに遭ったが、タッチラインギリギリでボールを残してシュートを放つ。これはGKに阻まれたが、サンチョがネットを揺らした。逆転優勝へ望みをつなぐために、大きな先制点を手にする。

希望を残すドルトムントは、54分に追加点。左サイドから攻撃のスイッチを入れると、ゲッツェ、サンチョと繋いで右のプリシッチへ。ダイレクトで折り返したボールにロイスが合わせ、ネットを揺らした。ドルトムントはリードを2点に広げる。

その後は完全にドルトムントのペースとなり、CL権を争うボルシアMGはボールを奪えず苦しい展開となる。試合はこのまま終了し、ドルトムントは2-0でボルシアMGを下した。

この結果、最終節を勝利したドルトムントは勝ち点を76に伸ばした。しかし、フランクフルトを下したバイエルンが勝ち点を78に伸ばしたため、2011-12シーズン以来7季ぶりの優勝には一歩手が届かず。第15節までは12勝3分と無敗を維持し、“冬の王者”だったドルトムント。今季こそはバイエルンの7連覇を阻めるかと大きな期待を集めていたが、第28節の直接対決を0-5で落としたのが大きく響き、「絶対王者」に紙一重の差で及ばなかった。

一方のボルシアMGは、レヴァークーゼンが勝利したために5位に転落。最終節でチャンピオンズリーグ出場権を逃すこととなった。

■試合結果
ボルシアMG  0 - 2  ドルトムント

■得点者
ボルシアMG:なし
ドルトムント:サンチョ(45分)、ロイス(54分)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190519-00010001-goal-socc


【 ブンデス18-19 順位表 】
サッカー
https://soccer.yahoo.co.jp/ws/standings/56


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