1: Egg ★ 2019/04/25(木) 06:21:52.23 ID:S45D9wlI9

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 スペイン1部ヘタフェで「背番号10」を背負っている日本代表MF柴崎岳(26)が、現地で「凄い!」と評価を高めている。

 21日のセビージャ戦に先発出場。昨年12月15日のソシエダ戦以来のプレー機会にもかかわらず、チーム3点目の起点となるスルーパスを通すなど3―0の勝利に大貢献。「驚きの先発なのに誰もが満足できるプレーを展開した」と地元メディアから絶賛された。

 しかしながら――。

「ずっと戦力外だった柴崎の立ち位置が変わったわけではありません」とは元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏だ。

「クラブとしては、今季終了後に高値で売却したい選手たちが、フィジカル的に問題ないことをアピールしておきたい。なのでこの時期、戦力外選手をプレーさせることがしばしば。今回の柴崎の場合も典型例と言っていいでしょう」

もっとも――。

 実戦から4カ月以上も遠ざかりながら、セビリア戦のパフォーマンスには「さすがは柴崎!」と言うしかない。前出の六川氏がこう続ける。

「どんなにブランクがあろうが、相手が強豪セビージャだろうが、アイデア豊富なプレーを安定して見せられるところが<天才・柴崎>と呼ばれるゆえんです。スペインリーグでも柴崎のテクニックは十分に通用するレベルにあるが、クラブ首脳陣に『アイツも必死に頑張っている!』と思わせるだけのガムシャラさを感じさせないのが大きなマイナス。さらに言うと中盤での華麗なプレーに満足しているのか、ゴールという<目に見える結果を残せない>のも、柴崎が戦力外に甘んじている要因のひとつ。個人的にも期待値が高い分、非常に残念に思っています」

今季のヘタフェは<背番号10>がピッチにいなくても好調を維持。

 中位をウロウロしているのがお似合いの中堅クラブが、セビージャ戦の勝利で首位バルセロナ、2位アトレチコ・マドリード、3位レアル・マドリードに次いで4位。来季の欧州CL出場圏内で踏ん張っている。

 残念ながら――。

 このままの順位をキープしてCL出場を果たしても、放出が既定路線の柴崎が桧舞台でプレーすることはない……。

日刊ゲンダイ:19/04/25 06:00 
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/252563

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