1: Egg ★@\(^o^)/ 2016/02/12(金) 12:05:02.350516 ID:CAP_USER*.net
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 日本のエースはなぜ復活できたのか。イタリア1部リーグのACミランに所属する日本代表FW本田圭佑(29)は昨年9月末にスタメンを外れると“ご法度”のチーム批判を展開。

不満分子として放出候補に格下げされるなか、絶体絶命の危機を乗り越えて、チームの要に復権した。その理由について元日本代表MF前園真聖氏(42)が迫った。

【前園真聖「ゾノの焦点」】本田は昨年9月末から先発で起用されなくなりました。パフォーマンスがよくないなかで、試合に出られない焦りもあってか、チームメートや監督方針、クラブ戦略を過激に批判。

同僚や指揮官の信頼を完全に失いました。地元メディアからも徹底糾弾されて、放出確実との報道も多く見られました。

 それでも本田は昨年12月20日にスタメン復帰すると、ここまで10試合連続の先発出場。ゴールこそありませんが、好パフォーマンスを発揮し、低迷していたチームを浮上させる原動力となっています。

恒例だったサポーターからの大ブーイングも消えつつあり、シニシャ・ミハイロビッチ監督(46)の信頼を取り戻しました。

 なぜ本田は復活できたのでしょうか。これまで「結果を出さないといけない」という重圧のためエゴイスティックなプレーが多く、強引に仕掛けてはボールを失い、攻撃の流れを断ち切るなど、自己中心的でした。

ところが、先発落ちで窮地に立たされた本田は、チームに不在だったバランスを取る役割に活路を求めました。

 攻撃を機能させるために潰れ役になったり、味方のためにスペースをつくり出し、前線からの守備にも取り組み始めるなど、チームを助けて、機能させるためのプレーに徹したのです。
 
例えばシュートよりもパスを選択したり、決して派手なプレーはありません。しかし献身的な働きに特化してスタメンの座を奪い返しました。

 実際、直接ゴールを狙えるFKの好機で、かつてはチームメートとキッカーの座を争う場面も見られましたが、現在は譲ることも多い。

これまでの“エゴイスト本田”とはまったく違う姿勢を見せ、イレブンの信頼を取り戻しました。逆境をはね返すには、何が必要なのかを考えた非常に賢いやり方だったかもしれません。

 特にポジションを争うたくさんのライバルがいたなか、評価を高めて1月の移籍市場では放出されませんでした。最近では本田を糾弾していた地元メディアも手のひら返しで絶賛しています。

まだ「10番」を背負うには物足りない部分がありますが、当面はこのままのプレーを続けてほしいですね。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160212-00000006-tospoweb-socc

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