1: 名無し@サカサカ10 2019/02/06(水) 00:10:24.13
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カタールに敗れ、アジアカップ準優勝で終わった日本。決勝戦に関する韓国メディアの報道はカタールに比重が置いたものが多く、森保ジャパンの選手個々にスポットを当てた記事は限られていた。
 
 例えば大迫勇也だ。準決勝イラン戦で2得点を決めた活躍は「大迫、マルチゴール爆発」と大きく取り上げられ、決勝戦前は「日本対カタールの決勝戦は大迫VSアリの熾烈な得点対決」(『ソウル・ワイヤー』)、「日本対カタール、大迫VSアリの対決に視線集中」(『スポーツ・トゥデイ』)とクローズアップされていたが、アリに主役の座を奪われてほとんど取り上げられなかった。
 
 準決勝のイラン戦後、「南野の集中力で日本、イランに完勝」(『OSEN』)、「イラン戦で3ゴール作った南野」(『スポーツ朝鮮』)と、その勝利への執念を絶賛された南野拓実も同様だ。69分に決めたゴールは「南野がチャンスを逃さずゴールに押し込んだ。カタールの今大会初失点だった」(『スポータルコリア』)と評価されたが、決勝戦での南野の出来についてそれ以上に言及するメディアは皆無だった。

 そんななかでも、その名が取り上げられていたのは吉田麻也だった。大会期間中は『スポーツソウル』で「サウジ戦で光った吉田麻也の存在感こそが、日本サッカーのチカラになっている理由」と特集されるほど評価を高めていたが、決勝戦では不運にも3失点に絡んでいたこともあって、「3失点に関与した吉田麻也」(『MKスポーツ』)、「キム・ヨングォン、キム・ミンジェには苦戦のアリ、吉田の前では咆哮」(『デイリーアン』)とされた。『ベストイレブン』も「堂々としていた吉田、カタール戦後だけうなだれた」と記事の中で次のように評している。
 
「失点の責任すべてを吉田に転嫁することはできないだろう。アリとハティムが放ったシュートが美しかったし、正確だった。ただ、ふたつのシュートはわずかに防ぐこともできたと思われるだけに、吉田の判断が出遅れたことが残念だった」
 
 ただ、選手個々に焦点を当てた記事こそ少なかったが、森保ジャパンの選手構成について論じるメディアは多い。

「若い選手たちに経験と自信を付与することに成功した」との報道も

例えば『スポーツソウル』は、「欧州に進出しすぎて問題という日本サッカー。それでも羨ましく映るワケ」というコラムを掲載。そのなかでは冨安健洋なども取り上げつつ、「数十人の選手たちが欧州で生存競争をしているエネルギーが、日本サッカーの未来を明るくしているようで羨ましい」と本音を漏らし、「韓日戦で韓国が何度か勝つことができるだろう。だが、日本サッカー界と選手たちが進む道が正しい道だということを、誰も否定できない」と、日本の選手層の厚さに羨望の眼差しを向けていた。
 
 日本代表の世代交代に着目するメディアも多い。「香川、本田なしの世代交代で決勝進出…驚くべき日本」(『スポーツ韓国』)などがそれで、『クッキーニュース』は「世代交代に成功した日本、3年後がもっと怖い」と報道。「日本はこれまで代表の主力だった本田、香川、長谷部、岡崎などの核心選手たちをメンバーから除外した。代わって堂安律など潜在能力豊かな20代前半の若い選手で勝負に出た。若い選手たちに経験と自信を付与することに成功した。短期的には2020年東京五輪、長期的には2022年カタールW杯を前に、価値ある滋養分になったはずだ」と、決勝の結果を問わず森保ジャパンが今大会を通じて確かな収穫を得たことを詳しく取り上げていた。

 いずれにしても、韓国も日本もアジアカップ制覇はならなかった。今回の結果を受けて、両国代表は今後、どのような修正を加えてチーム作りを進めていくのか。引き続き注視していきたい。

2/5(火) 20:13 フットボールゾーン
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190205-00053821-sdigestw-socc&p=2

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