サッカー


アジアカップ2019グループC最終節、韓国代表vs中国代表が16日に行われた。

グループCで2連勝して決勝トーナメント行きを決めている韓国と中国が首位通過をかけて激突した。首位通過のために勝利が必要な韓国は、この試合の前に合流したばかりのスター、トッテナムで直近のリーグ10戦8発5アシストのFWソン・フンミンがキャプテンマークを巻いて先発。また、Jリーグ勢からはキム・スンギュ(ヴィッセル神戸)とファン・ウィジョ(ガンバ大阪)が先発に名を連ねた。

試合は、過去にイタリア代表やユヴェントスを指揮したリッピ監督率いる中国代表に対し、韓国代表が立ち上がりから仕掛けていく。すると、序盤にエースが魅せる。13分、ボックス右で仕掛けたソン・フンミンがDFシ・ケに倒されてPKを獲得。このチャンスをファン・ウィジョが冷静に活かして韓国代表が先制する。

これで勢いに乗った韓国は、続く21分にファン・ウィジョのパスからファン・ヒチャンが正面で強烈な枠内シュートを放つ。これはGKにセーブされると、直後にもビッグチャンスをつくる。ボックス左でファン・ウィジョが右足でファーサイドに巻いたシュートを放つと、これが右ポストに直撃。韓国が追加点に迫るも、今度は枠に阻まれた。

ハーフタイムにかけても、インテンシティの高い攻防が繰り広げられる。要所でハイプレスを仕掛けていく中国に対して、韓国は試合を優位に進めるも、追加点は挙げることができない。試合は1-0のまま折り返す。

迎えた後半、韓国は序盤に追加点を奪うことに成功する。51分、ソン・フンミンの左CKにニアサイドのDFキム・ミンジェが強烈なヘディング。このシュートがゴール左のネットを揺らし、韓国代表がリードを2点に広げた。

2点差とした韓国は、勢いを止めることなく、さらに攻勢を強める。76分にはCKからボックス右のファン・ヒチャンがシュート。これはわずかに枠の左にはずれる。

その後、韓国は3点目を奪うことはできなかったものの、そのまま勝ちきって首位通過を決めた。グループCの首位決戦を制した韓国は、22日に行われるラウンド16でグループA・B・Fからの3位通過国と対戦。グループCで2位の中国は、ラウンド16でタイ代表と相まみえる。


■試合結果
韓国代表 2-0 中国代表

■得点者
韓国:ファン・ウィジョ(14分)、キム・ミンジェ(51分)
中国:なし

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190117-00010000-goal-socc


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