1: Egg ★@\(^o^)/ 2016/02/03(水) 22:35:46.01 ID:CAP_USER*.net
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■2人が大親友になることはまずないだろう。

本田圭佑とシニシャ・ミハイロビッチ――。腹の底でお互いをどう思っているのか、実際に確認することは至極困難だ。

しかし、2人が大親友になることはまずないだろう。そうなるには二人はあまりにも違いすぎる。いや正反対と言ってもいい。正反対であるがゆえに互いに惹かれあうというケースも時にはあるが、この2人の場合は違うようだ。

ミハイロビッチは皮肉の効いたジョークが好きで、挑発的で、最適なタイミングで効果的な言葉を吐き、巧みに人の気持ちを煽るのを得意としている。一方の本田は頑ななほど内向的。いつも内なる集中を模索し、物事を現実的に考える。また、前者は運命論者で、後者は慎重かつ冷静。とにかく2人はタイプが大きく違うのだ。

ただ、どちらも常にミランのためを考えて行動することだけは、唯一共通している。同じ目標を目指していても、アプローチ方法がまるで違うため、相手に好意を寄せることはないとしても、互いにリスペクトはしている。少なくとも彼らの言葉を借りれば、そうなる。

ミハイロビッチは本田の自己犠牲の精神を評価しているし、仕事に対する真摯な態度も高く買っている。彼の言葉を借りれば、本田は「やれと言われたことは、必ずやる選手」、つまり“忠実な兵隊”なのだそうだ。一方の本田は、ミハイロビッチの率直さ、そして何かあったときは全て自分が責めを負うという責任感の強さを評価している。

それでもやはり、2人の相性は良くはない。とくに本田が11試合連続でベンチスタートという屈辱を味わい(9月下旬から12月中旬)、そしてそれに対して本田が「なぜ俺を使わないのか?」と疑問を投げかけて以降は、2人の間の溝はより深まった。

■ミハイロビッチは会見で本田を軽くからかうような発言を繰り返す

しかし、たとえ気が合わなくても、相手を評価し、ともに仕事を進めていくことはできる。それはサッカー界に限らず、一般社会でも同じだろう。3-0の快勝を飾った1月31日のインテルとのデルビー(ダービー)で本田は、己の価値を見事に証明した。チームにとって重要な選手だとミハイロビッチもよく分かっただろう。

ダービーの翌日に冬のメルカートは閉幕したが、本田のライバルとなるような選手はついに加入しなかった。だから今後も、よほどのことがない限り右サイドハーフでレギュラー起用されるだろう。しかし、2人にはベタベタとしたリアクションを求めないほうがいい。2-0で勝利した1月17日のフィオレンティーナ戦の後、上機嫌のミハイロビッチは本田の肩を抱いたが、本田は目すら合わせず歩き去っていった。

ミハイロビッチはその経験から学んだのだろう。今回のデルビーでは、88分にベンチに下げた時、ハグを控えて、手を差し伸べにとどめた。ただ、本田は手を合わせはしたものの、再び目すら合わせずに歩き去った。対してミハイロビッチは苦笑いを浮かべていた。

多少冷たさを感じるシーンではあったが、なにしろライバルに完勝したのだ。ミランにとって今シーズンの大きなターニングポイントとなるかもしれない勝点3だ。何の不都合もないだろう。

ただ、ミハイロビッチは本田に、内面的にもさらなる成長してほしいと思っているのではないだろうか? このセルビア人指揮官は、かなり好戦的な男だ。それはユーゴスラビア紛争を生き抜いてきたバックグラウンドと深く関係している。

対して本田は、サムライにしてはかなりエレガントだ。もちろん常にピッチでは全力を尽くすが、彼の剣はほぼいつも鞘に収まっている。だからミハイロビッチは、機会がある度に彼を挑発するのである。試合前の会見で本田を軽くからかうような発言をするのも、まさにそれゆえだ。

>>2以降につづく
http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=13934
引用元http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1454506546/

 
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