191: U-名無しさん@\(^o^)/ 2018/12/22(土) 10:48:52.64 ID:B1rVAaEs0
「習い事」としての野球はスーパーアスリートを育てる(後編)

(略)

 本コラムの前編に書いた「クロスボールにタイミングを合わせられないサッカー選手」の場合は、(6)の空間定位能力が十分に養われていないと推測できる。じゃあ、クロスボールに頭で合わせる練習を繰り返せばいい。確かにそうだが選手の立場ならうんざりするだろう。サッカーが嫌いになるかもしれない。

 そのサッカー選手のコーチは「僕らは小さいときに野球もやっていた」と、幼少期からサッカーしかやらない弊害を指摘した。実は野球という競技にはコーディネーション能力を養う要素が詰まっている。投げる、打つ、捕る、走る、止まる。そこには最も高度な、道具や用具を巧みに操作するという(7)の識別能力も含まれる。つまり、野球をやれば成長期に養うべき運動能力のほぼすべてが高められるのだ。

 綱引きやビーチフラッグ、樽投げなど総合的な運動能力を、あらゆるスポーツのアスリートが競うテレビ番組で、野球選手は軒並み好成績を収めていた。そんな結果に「野球選手って凄い人の集まりなんだな」と思うだろうが、見方を変えて「野球をやることで運動能力が総合的に高くなる」ということに気づいて欲しい。
(略)
 サッカーやテニスが上手になる。陸上選手や強いボクサーにもなれる。5歳、6歳の子供がもう少し大きくなって自分から好きなスポーツを選んだときに必要になる運動能力を養ってあげる。そういうスポーツ界に対する奉仕の精神で子供の「習い事」に徹すること。それが、野球という「よく出来たスポーツ」が今果たすべき役割のだ。(専門委員)

⇒「習い事」としての野球はスーパーアスリートを育てる(後編)(スポニチ)

引用元: 移籍・レンタル・戦力外「ら」スレPart11357

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