top
後半戦初先発のドルトムント香川 見せ場乏しく途中交代で地元メディア低評価並ぶ

ドルトムントの日本代表MF香川真司は30日のインゴ ルシュタット戦に先発出場し、後半10分までプレーした。チームは後半にエースFWオーバメヤンの2得点を挙げて2-0の勝利を収めたが、胃腸炎から復活 した香川は得点に絡むことなく、地元メディアからも厳しい評価を下された。

  ドルトムントの本拠地ジグナル・イドゥナ・パルクで行われたこの試合、キックオフ前から激しい雨が降り、ピッチ状態は劣悪な状況で行われた。ドルトムント もいつものスムーズなパスワークは鳴りを潜めた。香川もいい形でボールを引き出すことはできず、あまり存在感を示すことはできなかった。

 独地元紙「ルールナハリヒテン」紙の採点(1が最高、6が最低)で、香川は4.5点。中盤起用されたDFギンター、FWラモスに並ぶチームワースト2位 タイ評価となった。チームワーストは不用意なボールロストが目立ったアンカーのMFバイグルで5点だった。2得点のオーバメヤンと主将DFフンメルスが チーム最高の2.5点。

「WAZ」紙では、MFロイスの代役として右サイドで起用されながら目立たプレーのなかったFWラモスがワーストの5点。香川はMFムヒタリアン、バイグルと並び、ここでもワースト2位タイの4.5点だった。
大雨で劣悪のピッチ状況に輝けず

 香川は前半に4-3-3の左インサイドハーフで先発したが、20分を過ぎたあたりから、よりトップ下に近いポジションに変更。レポートでもポジション チェンジ後、いいプレーがあったと評された。前半43分にファーサイドでフリーになったオーバメヤンにピンポイントで合わせた左サイドからの鋭いクロスを 好プレーの例として挙げられたが、全体的には印象が薄かった。

「ビルト」紙では、香川はラモスと並び5点でチームワーストの評価となった。また、香川に代わって途中出場し、オーバメヤンの2点目をアシストしたMFカストロは35分間の出場ながら3紙いずれも、平均点の3点を獲得していた。

 チームは後半戦再開から2連勝と好調をキープした。19試合を終えて勝ち点を44に伸ばし、首位バイエルン・ミュンヘンとの差を暫定で5に縮めることに成功した。


http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160131-00010006-soccermzw-socc
続きを読む