1: YG防衛軍 ★@\(^o^)/ 2016/01/23(土) 19:48:32.68 ID:CAP_USER*.net
近年、アジアサッカー界を席巻している広州恒大。

圧倒的な資金力を武器に世界中からスター選手を獲得しており、国内リーグで五連覇を達成するだけでなく、2013年と2015年にはアジア王者にも輝いた。昨年末に行われたクラブワールドカップでもベスト4に進出している。

そんな広州恒大だが、21日にあるニュースを発表した。チームの主力であった元ブラジル代表FWエウケソンが上海上港へと移籍したというのだ。

2013年に広州恒大に加入したエウケソン。中国超級リーグでは2年連続の得点王に輝くなどゴールを量産し、在籍3シーズンで72試合に出場し59得点をあげた。昨年のACL決勝アル・アハリ戦でも得点を記録しており、チームのタイトル獲得に貢献している。

そんなエウケソンの去就については以前から不明瞭ではあったのだが、その移籍先が同じ中国リーグに所属する上海上港だったというのは現地でもやや驚きをもって伝えられているようだ。

エウケソンほどのストライカーであれば、広州恒大の覇権を脅かす存在になりうる。
広州恒大としても海外クラブに売却した方が賢明であったという考え方もあるが、
なぜライバルチームでもある上海上港に売却したのだろう。

公式サイトを見てみると、そこには驚愕の内容が書かれていた。

「中国チームがACLで勝ち抜くのをサポートするため、そして国家の栄光のため、
我々はエウケソンの上海上港への移籍に同意しました」

ふ、ふぁっ?!?!?!

広州恒大によれば、エウケソンの移籍は上海上港がACLで戦うのを支援するためだというのである。
そ、その発想はなかった…!

広州恒大の栄華ばかりに注目が集まる中国超級リーグだが、過去5シーズンのACLにおいて準々決勝に
進出した他の中国チームは1つもない。

それどころかグループステージすら勝ち上がれないケースが目立ち、アジアにおける競争力という点では
中国はまだまだである。

ACLでは出場チームの成績によって各協会の出場枠が決定する。そのため、広州恒大としては他の
中国チームにももう少し結果を出してもらい、アジアの中での中国の存在感を示したいという目論見なのだろう。

それにしても、エウケソンクラスの選手を放出してまでそれを目指すなんて…広州恒大は余裕すぎる…。

ちなみに、上海上港は2016シーズンのCLにプレーオフラウンドから進出予定であり、仮に勝ち上がれば
ガンバ大阪と同じグループGに入る。

http://qoly.jp/2016/01/22/why-did-guangzhou-evergrande-sell-elkeson-to-shanghai-sipg?part=2

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