1: Egg ★@\(^o^)/ 2016/01/25(月) 08:35:42.04 ID:CAP_USER*.net
 韓国とヨルダンのアジア・サッカー連盟23歳以下選手権(AFC U-23)準々決勝後半23分、韓国がヨルダンに1-0とリードしている場面。ヨルダンのイフサン・ハダドがオーバーヘッドキックを放った。ボールはゴール前のバハ・ファイサルの方に流れ、ファイサルはヘディングでゴールネットを揺らした。この時、日本人の大塚晴弘副審がオフサイドの旗を上げたため、ヨルダンの同点ゴールは失敗に終わった。しかし、これは完全な誤審だった。ファイサルはパスを受けた時、オフサイドポジションにいなかった。サッカーでは「攻撃する選手がパスをする瞬間、オフサイドポジションにいた選手がそのボールを受けた場合」オフサイドという反則が宣言される。

 オフサイドポジションとは、FWが相手チームの後ろから2番目のDF(GKを含む)よりも相手ゴールラインに近い所を意味する。通常の場合はGKが最後方に立つので、相手チームの最終DFが基準となる。この場面ではハダドのオーバーヘッドキックの瞬間、ファイサルが韓国の最終DFソン・ジュフンよりも明らかにゴールラインから離れていた。つまり、オフサイドが成立しないケースだった。

 この時、右サイドのマムド・アル・マルディは「オフサイドポジション」にいたが、彼にはパスが渡っておらず、攻撃に加わる動きも見せていなかったため、反則ではなかった。オフサイドポジションにいてもプレーに直接加わっていなければ反則は宣言されない。スローインやコーナーキックの状況でもオフサイドは成り立たない。

 試合は韓国の1-0での勝利に終わり、この誤審が勝負を分けた決定的な場面になった。韓国のサポーターらはインターネット上に「4年かけて五輪に備えてきたヨルダンに申し訳ないことになった」「ラッキーな誤審でベスト4入りした」などと書き込んだ。サッカーではプレーの展開が速い状況で副審が瞬間的にオフサイド可動化を判断するため、誤審が頻繁に発生する。サッカーでビデオ判定導入の必要性が絶えず提起されているのもそのためだ。サッカーの伝統を損ない、試合の流れを壊すという理由でビデオ判定導入に反対してきた国際サッカー評議会(IFAB、サッカーのルールと試合方式を決める組織)も現在、2020年のUEFA欧州選手権(UEFA EURO 2020)からビデオ判定を導入するかどうかで国際サッカー連盟(FIFA)と協議している。

⇒サッカー:U23韓国、日本人審判の誤審に救われヨルダンに辛勝(朝鮮日報)

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