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1: 2018/10/21(日) 21:08:31.41 ID:CAP_USER9
評価上昇中の“10番”中島、去就は日本代表にとっても重要な問題に…

ウルグアイ戦でも大活躍だった中島翔哉は、冬のマーケットで移籍するか、遅くとも来年夏には所属するポルティモネンセ(ポルトガル)を離れるに違いない。そして移籍は個人の問題とはいえ、中島の新天地は日本代表にも影響を及ぼす可能性がある。

 ドルトムント(ドイツ)で飛ぶ鳥を落とす勢いだった香川真司は、2012年夏にマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)へ移籍してコンディションを落としてしまった。世界的名門のユナイテッドからオファーがあれば断れない。ただ、ユナイテッドは香川のプレースタイルとは合わないチームだった。

 当時のファーガソン監督は、香川の獲得でチーム全体のプレースタイルを変化させようとしたのだろうが、香川一人でどうにかなるものでもなかった。2012-13シーズン、ユナイテッドはプレミア制覇を果たし、サー・アレックスは引退。香川もそこそこ活躍はしたが、次のシーズンは出番を減らしてしまう。

 ユナイテッドはこれまで移籍によって栄光を築いてきた半面、失敗も何度かやっている。2001年にアルゼンチンのフアン・セバスティアン・ベロンを獲得した時も、使いきれないまま終わっていた。あえて異物を混入させて化学反応に期待するのだが、上手くいかないことがあるのだ。

 CSKAモスクワ(ロシア)に幽閉状態になっていた本田圭佑も、2014年1月にやっと移籍できたと思ったらACミラン(イタリア)だった。ミランで10番をもらって期待は大きかったが、やがて背番号が重荷になっていく。本田の場合はプレースタイルの問題よりも、クラブそのものが泥舟だった。経営権争いの真っ最中で、できれば移籍したくないクラブの典型と言っていい。

 香川、本田という二枚看板の不調は、2014年ブラジル・ワールドカップに臨む日本代表に影を落とすことになった。二人とも結果的に最後の選択を誤ってしまったと言える。ドルトムント、CSKAというCLにコンスタントに出場できる各国トップクラスで活躍したところまでは申し分のないキャリアである。二人にとってユナイテッド、ミランへの移籍はキャリアのピークであり、「上がり」に相当する仕上げだったが、そこが上手くいかなかったわけだ。

10/21(日) 20:45配信 フットボールゾーン
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181021-00142976-soccermzw-socc
ビッグクラブへの「ショーケース」に並べるか

 
中島の次の移籍先は、ビッグクラブへの「ショーケース」になる。香川のドルトムント、本田のCSKAにあたる。国内リーグの強豪でCL出場権のあるチームがいい。

 ただ、中島は香川以上に“チームを選ぶ”プレーヤーである。長所と短所がはっきりしていて、例えば中島に空中戦や守備力を求めるようなチームに行けば出場機会を失いかねない。とはいえ、プレーできればいいというわけでもない。チームが強く、安定していて、そのうえでプレースタイルも合っているところがベストだ。

 オファーがあるかどうかは知らないが、例えばFCポルトやシャフタール・ドネツクは、中島にちょうど良いチームだと思う。国内リーグの強豪だが、活躍した選手を高値で売る方針だからだ。ポジション争いは厳しいけれども、どのみちここでレギュラーを取れなければ次のステップアップはない。どちらも左ワイドのポジションがあり、技巧派を起用している。

 中島より若い堂安律も、フローニンゲン(オランダ)から移籍するタイミングは近いだろう。ショーケースに入ることが重要。年齢が若いのでクラブとしては投資価値が高く、いきなりビッグクラブという可能性もある。しかし、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)でほとんど起用されなかった宇佐美貴史の例もあるので、慎重さが必要だと思う。

 南野拓実はすでにショーケースに入っている。ザルツブルク(オーストリア)でレギュラーポジションを確保すれば、自然と次の展望は開けるのではないか。

 いずれにしても、いきなりビッグクラブよりもショーケースに入る方が無難。だが、ショーケースもそれゆえの難しさはもちろんある。若い才能を集めることに特化しているだけに、いきなりとんでもない化け物がライバルとして入ってくることもあるからだ。将来性豊かな3人のアタッカーにとっても、日本代表にとっても、今冬と来夏の移籍マーケットの動向は注目を集めるだろう。


引用元:http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1540123711/0-

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