1: YG防衛軍 ★@\(^o^)/ 2015/10/04(日) 18:06:59.37 ID:???*.net

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3つのポイントでチーム構築術の拙さを指摘

 イングランドの伝説的な名伯楽、“サー”アレックス・ファーガソン監督の後任として、
2013-14シーズンにマンチェスター・ユナイテッドを率いたデイビッド・モイーズは、
昨年11月からスペインのレアル・ソシエダを率いている。しかし、10月3日のマラガ戦に1-3で敗れ、
今季は1勝3分3敗の勝ち点6と低迷。英紙「メトロ」は、そのチーム構築術を厳しく批判している。

 同紙は「3つのポイント」として、ソシエダでのモイーズ采配を分析している。
まず「十分な勝ち星を挙げていない」と、直球でその成績を批判した。

 昨季途中の就任となったモイーズにとって、ソシエダでの初陣は昨年11月22日の第12節デポルティボ戦。
以来、今季の第7節マラガ戦まで34試合のリーグ戦で10勝13分11敗と、わずかだが黒星が先行した。
今季は7試合で1勝と、苦しい立ち上がりになっている。同紙は「多くのゲームでソシエダは必要以上に
守備的であり、平凡だ。実際、今季も試合数より少ない得点しかしていない(7試合で6得点)」と、
モイーズの守備的な戦術が得点力不足を生み、勝ち点につながらないと批判している。

 そして次のポイントとして、「彼は創造性のある選手を窒息させる」と、攻撃的な才能持つ選手を生かせていないとしている。

 その例として挙げているのが、アーセナルに所属した経験もあるメキシコ代表MFカルロス・ベラの起用法だ。
卓越したスキルで試合の表情を変えることができるはずのベラは、モイーズ・システムの中では必要な
自由が与えられていないとしている。彼にもう少しでも自由を与えれば、
相手ゴール前の鍵を開けることができるはずだと、モイーズが創造性と才能にフタをしていると批判している。

続く強豪との対戦 解任論は時間の問題か

 マンチェスター・ユナイテッドを率いていた時期も、日本代表MF香川真司や、
スペイン代表MFフアン・マタといった、俊敏で高度なテクニックを持つ選手たちの起用法に疑問符が付けられていた。
スピードとフィジカルに強みを持つウインガーを重用してクロスで攻撃を組み立てるモイーズ・システムは、
スペインでも健在であり、批判されるポイントも変わっていないことが窺われる。

 そして最後のポイントが、「必要最低値」を上回っていないこと。成績上「必要最低値」を上回っていると
主張するのは困難だと、手厳しい言葉が並んだ。

 現時点でのソシエダの勝ち点6は、最下位からわずかに3ポイントしか離れていない。
しかも、今後の6試合でアトレチコ・マドリード、バルセロナ、セルタ、セビージャといった強豪との対戦が続く
日程を指摘している。降格圏に定着してしまう危機を提示し、その場合は間違いなくスペインで解任論が
取り沙汰されるだろうとしている。

「モイーズはハッピーなクリスマスを迎えられるのか? 今のままでは、彼にとって最悪な記念日にしかならないだろう」

 今季開幕直後には、「私はここに残ることを幸せに感じているんだ。この10ヵ月間で、
より選手たちのことをよく知ることができた。私の選手たちを信頼しているよ」と、スペインでの生活を楽しんでいると
語っていたモイーズ監督。自らが気に入っている居場所を守ることができるのか。
香川を1シーズン指導したスコットランド人指揮官は、正念場を迎えているようだ。

http://www.soccermagazine-zone.com/archives/16973/2

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